ヘタル

麒麟がくるのヘタルのレビュー・感想・評価

麒麟がくる(2020年製作のドラマ)
3.5
織田信長や松永久秀などの登場人物は最新の研究に沿いつつキャラが立っていて良かったが主人公である明智光秀はどちらかというと司馬遼太郎とかに出てくる正義漢タイプで少し前時代的。現在本能寺の変においてかなり重要視されている長宗我部との外交問題も最終回にチラッと出る程度だったのも残念だった。最終回の本能寺パートは歴代本能寺最高の出来だがそれ以降が少し拍子抜け。
作風は硬派かつ重厚でまさに大河ドラマらしい。コロナでの自粛期間がなければよりよい作品に仕上がっていたはず。
ヘタル

ヘタル