月とクロコ

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だったの月とクロコのレビュー・感想・評価

5.0
原作を図書館で借り、感動モノと思いきやコメディに近くてめちゃくちゃ面白いエッセイ。岸田奈美(作家)さんのファンになりました。
BSPでドラマ化。
これは地上波での再放送を強く希望します。

主人公の弟はダウン症、中学の時に父親を亡くし、その後母親は突然車椅子ユーザー、祖母は軽い認知症。
そんな家族を通して、面白く泣けて心が温かくなる素敵なお話。毎話刺さりまくりでした。ほぼ実話です。
最後まで丁寧で毎回映画を観ているかのよう。とてもいいドラマでした。

主人公を演じた河合優実さんが、ご本人そのままじゃないのかと思うくらい関西弁に違和感なく、独特な雰囲気がとても良かったです。PLAN75でのオペレーター役が印象に残ってます。
弟の草太もかわいいだけじゃなくユーモアたっぷりで返しも上手い。演じた吉田葵くんイケてますね。
月とクロコ

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