岡田惠和脚本のドラマは好きなのもそうでないのも数々あるが、これまで一番刺さったのが『彼女たちの時代』だった。これはもしかしてその現代版なのでは？と、とりあえず観てみることに。
3話くらいまでは胸が苦しくて観ていられなかった。こんなの日曜の夜にはきつすぎる…。
でも回を追うごとにみんなが幸せを確かなものにしていって、最終回までハラハラはしたけど、とても良いドラマだった。
現実とファンタジーの配合が絶妙だった。さすがにうまくいきすぎ…と思わなくもないけど、ドラマの中くらい夢を見たいなと思う。
最終的にはお互いに全て話して理解し合っている感じだったけど、そうなる前の、話したくなければ話さなくてもいいよという空気がとてもよかった。
好きなマンガに出てくるセリフの一つに「明かさない本心を無視する礼儀正しさを身につけて信用し合えるようになる」というのがあって、サンデーズの6人はまさにそれだなと思った。
