結婚というものは相手がいることで、お互いに尊重をし合ってバランスを取っていないと、どちらかが自分の思いを受け入れてもらえずに、どちらかが自分の意思を通しすぎると、簡単に上手くいかなくなるものなのだと、見せられたような気がした。
当たり前だけど、他人なんだから、他人が一緒になりたいと思って家族になったんだから、そこは尊重する気持ちが大事だよね。一緒に居たいのならなおさら。
瑛太が出ているということで身始めたけれど、だんだん陽ちゃんが瑛太に見えなくなって、瑛太だということを忘れてしまって、瑛太という人はすごいね、本当に。
所々、えっ今それする？とか、それ言う？みたいな引っ掛かりがあって、思いやりみたいなものがあんまり感じられなくて、どこまで行っても自分のことが大事なんだなっていう人たちの物語だったな。
みちと陽ちゃんが戻ってしまうのも、何も解決していないのに感情で戻ったら同じことの繰り返しになるんじゃない？と思うけど、それだけ夫婦として一緒に過ごしてきた時間は特別と言うか、やっぱり恋人や友人とは違うんだろうなって、そこには周りから見たら分からないような、弱い部分も見せ合ってきた安心感とか、積み重ねてきたものがあるんだなって、そんなことを思った。
