ルーク大佐

BEEF/ビーフのルーク大佐のレビュー・感想・評価

BEEF/ビーフ(2023年製作のドラマ)
4.0
テーマは和解と赦し。あるがままの心で他者と自分自身と向き合う大切さ。アナログ的な対面コミュニケーション不在のミレニアム世代に届けたストーリーなのか。

おそらく英米仏伊あたりのクリエイターが制作したドラマならば、9話+エピローグで終わるのではないかと。独露や東欧作品でもさほど大差はない。インド映画ならばダンシングエピローグだろう。

だが、本作は韓国中国日本らアジア系の出自を持つ制作・俳優陣が集まっているので、ネトフリドラマとしてはちょっと珍しいエンディング話だったと思う。最終話まで一気見した。

ユアンが教会で涙ながらに歌うシーンは見せ場のひとつ。アリ・ウォンはコメディアン枠の人と見てしまうので、彼女の演技にはあまり共感できなかった。うーん、他の中国系女優でもよかったのでは。ポールがあそこまで惚れ込むことに違和感アリアリだった。
ルーク大佐

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