ゆずきよ

ハヤブサ消防団のゆずきよのレビュー・感想・評価

ハヤブサ消防団(2023年製作のドラマ)
3.2
なんだかんだと完走。
とりあえず1話だけ観てみますかと見始めて結局そのまま追いかけてしまいました。
物語としては、売れない作家の中村倫也が山間の集落ハヤブサ地区へ移住するところから始まる。
謎が散りばめられた1話。
静かな集落で巻き起こる火事と殺人。
大袈裟なくらい怪しげな音楽と映像効果で全てを怪しく見せて結果的に全て怪しいという結末でした。
何かを起こしそうな雰囲気で何もしない山本耕史。
最初期から犯人風な古川雄大は想像通りの人物像。
大穴で予想した満島慎之助はただの天真爛漫青年でした。
謎が謎を呼びミスリードかと思いきやただの正解という事の多いドラマだったのかなと思います。
かと言って全く面白く無いというわけではなく4話目、5話目くらいまでは本当に面白かったです。
そこからの大逆転劇を期待し過ぎてしまった私の敗因です。
後は同時期にVIVANTがやっていた事でよりそういう展開を期待してしまったのも勿体無かった。
消防団って結局なんなんだろう?
それと最終話の皆既日食のシーン。
私はいつ創世王誕生を阻止するのにブラックサンが出てくるのかヒヤヒヤしていました。
それこそ倒れた中村倫也にキングストーンを埋め込むのでは無いのかと…!
アレも良く考えたら宗教観の話に近い所があったなぁ。
解明されていないアビゲイルの集団殺人、中村倫也の父があの写真を撮ったのはただの偶然なのか。
機会があれば原作読んで補完します。
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