Karen

トリリオンゲームのKarenのレビュー・感想・評価

トリリオンゲーム(2023年製作のドラマ)
3.3
やたら陽キャのハル(目黒蓮)とコミュ障でパソコンオタクのガク(佐野勇斗)、若い2人がゼロから起業してのし上がっていくサクセスストーリー。

前知識なく見始めたので、タイトルでライアーゲームみたいなマネーゲームの話かと思ってたら違った。トリリオンゲームは会社の名前。しかもゲーム会社ではない(ゲーム開発も事業の一部にあるが)

どんどん成功して事業を拡大していく様が、軽すぎるタッチで描かれている。毎回綱渡り的な作戦が成功し、ウソとハッタリで一発逆転的な展開だけどあまりにも現実味がないし(所詮ドラマだからいいんだけど)、結局、ハルはいつも自信満々で事前に何かしらの手を打っていてほんとの危機に陥ることがなく成功をおさめる。それがスカッと爽快なのかもしれないけど、途中から、どうせハルがうまいことやってるんでしょ、って見てしまいハラハラもドキドキもなく物足りなかった。

キリ姫(今田美桜)が美しすぎて見惚れてしまう。でもいつも、おしゃれすぎるパーティドレス風な衣装にピンヒールで仕事してるってどうよ。キャッシュレス決済事業参入の大事なプレゼンも大胆な背中あきドレスにめちゃくちゃ派手なイヤリングとネックレスだった。ファッション業界じゃないのにあの服ですか...びっくり。社長令嬢っぽくしないとあかんからかなあ...。

陰キャのガクがメガネはずしたら実は男前だった設定、一度だけメガネ外してりんりん(福本莉子)がドキッとするシーンが挟まれてたけど、最後までメガネ君だった。もったいない。

silentのめめが好きだったので、今回はイメージ違ったけど、まあいろんな役をこなせるということで。(無理矢理納得)

祁答院さん(吉川晃司)との絡みは、舞いあがれの航空学校の学生と教官やん、と嬉しくなった。
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