このレビューはネタバレを含みます
最後のシーンは必要か？
あのシーンの意味を、制作者側は軽んじていないか？
続編への布石かもしれないが、視聴者に発表されていない時点での放送では、最終話を以てその作品の完結とみなすことになる。
私は危機感や恐怖心を過剰に煽られることをテレビドラマに望んでいない。
実際の生活の中で、危機や恐怖、不安や迷いと直面したその時、ちょっと元気にれたり、頑張れたり背中を押してもらったり、そういう力がテレビドラマにはあると思う。
最後のシーンはそれを全て消し去るものだと強く思う。
木村ひさしさんが携わっていることもあり、毎週楽しみにしていたが、最終話で全てが変わってしまった。
レビュースコアも大きく変わった。
二宮は、どんな場面でも同じ怒り方と同じ「ふざけんな」の繰り返しで変な感じだった。坂口健太郎さんではないようだった。
松下奈緒さん、染谷将太さん、三浦貴大さんが深くて自然で、とても魅了的だった。
松下奈緒さんのアクション、かっこよかった！
あんな目をして、あんな喋り方のピエロ、たぶん子供は喜ばない
