今まで観てきた全ドラマの中で、1番共感できるシーンが多い。(2話時点)
4人の目を通した世の中の見え方があまりに自分に近くて、普段見ないふりをしている「生きづらさ」が溢れ出して泣きそうになった。
ただ、もう少しコメディ要素を足して欲しいな。
自分を含め本作に共感するような人たちは、おそらく観終わったとき「ちょっと辛い」状態になると思う。
それを緩和するような明るさや軽快さがほしい。
坂元裕二には、その軽さがあるような気がする。重たいテーマを描いても、悲劇が起こっても、コメディシーンが挟まるから緩急がついていて観やすい。キャラクターに愛着も湧く。
とはいえこのしっとり感は、この脚本家の個性だと思うから、きっとハマる人には⭐️5なのでは。と思うほど、とにかく共感できる。
(3話鑑賞後追記)
すごい。急におもしろさが加速した。2話まではキャラクターたちのぼんやりした輪郭しか見えなかったのが、生き生きと動き出した。