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君が心をくれたからの375のネタバレレビュー・内容・結末

君が心をくれたから(2024年製作のドラマ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

記録
永野芽郁と山田裕貴の心の通わせ方に圧倒される。五感が無くなっていく永野芽郁を観ていくのに相当な気力がいるぐらいには雨ちゃんにのめり込んでいた。
松本若菜演じる千秋が太陽の母親だと分かってから、ただ冷酷ながら人情味のある案内人ではなくて、朗らかでエネルギーがあって周りを包み込んでくれるような母だからこそのあたたかさがより伝わってきてじーんとした。花火と引き換えに月夜に消えていく場面は胸が締め付けられた。
何より宇多田ヒカルのメロディーの心地良さと、歌詞とシーンのリンクが素敵だった
案内人、「奇跡」で片付けてしまっていいレベルの事ではないことを最も簡単にやってのけてるし太陽くんがあっさり居なくなってしまったのも寂し過ぎるけど、雨がふと気配を感じたり何処からともなく声が聞こえてきたりしてる所で最後の奇跡として「第六感」を授けてくれたのかなと思うと個人的に落ち着く。そうであって欲しい
(妹役の出口夏希ちゃんの兄に対する憎たらしい可愛さがくせになった)
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