犯罪者や障害者・LGBTQなどで悩み、生きづらい世の中に不安を抱えながら生きる人に焦点をあてて個人的には興味深かったです。ドラマを通してたくさんの人に届いて欲しいなあ、と切に。
そんな人たちがありすの作る「料理」を通して出会い、励まし合いながら問題に向き合って行くストーリーがすごく良かった。特に最後の「ありす」はたくさんの人に支えながらも生きることを決めた2人の関係性がよく分かるくらい優しくて、炊きたてのご飯のように温かくて、ほっこりする酒江佼生くんの声でした。素敵なエンディングでした。
厨房のありすで見せてくれた「喜怒哀楽」の表情は俳優・永瀬廉ではなく酒江倖生くんそのものでした。健気で純粋な青年の役よかった。
