だいふく

厨房のありすのだいふくのネタバレレビュー・内容・結末

厨房のありす(2024年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

誰もが感じる現代の生きづらさに、きっとあなたにも味方はいるよと言われている気持ち。温かいドラマだったな

麦ちゃんの演技のうまさに圧巻。あのセリフ量をこなせるのは初回から本当にびっくりだった。映画で演じる麦ちゃんも好きだけど、ドラマのカジュアルさで観れるのもまた良い。
「醤油は左、ソースは真ん中、七味唐辛子は右です!」

脇を固める大森南朋は、言わずもがな。ものすごくアリスを想っているんだけど、それをあまり表情には出さない。ゲイである設定にも理由があるんだろうなとは思いつつ、最後にちゃんとセリフで丁寧に回収してくれた点は日本のドラマっぽさがあってありがたかった笑

永瀬は本当に見るたびに演技が上手くなっている気がする。ちょっと陰のある役が彼には似合ってて、優しく囁く系のセリフが上手。そして顔面の造形美。むっちゃチャラい陽キャとかの役をやらせてみたらどうなるのかこれからの配役にも期待大

全体的にはストーリーのテンポといい、三ツ沢家の温かさとか、三國屋のうざおもしろさとか、五条家の不穏感とか、松浦さんのちょっとうざい女っぷりとか、お店のお客さんたちとかみんなのキャラが際立っててみてて飽きなかった!
最終回、五条誠士(萩原聖人)に全部持ってかれるかと思って焦った〜!!
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