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PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024のaのレビュー・感想・評価

4.0
シーズン2全力待機(っ ̫ -˘◝✩)

「この子は本当に生きてた方が幸せだったんでしょうか。10年…この子は何の光も見ないままで、私も一緒に目をつぶってた。みどりの人生って何だったんだろうって思うんです。」
───「先生もやってみてください。10年おんなじ場所で、何の光もない生活を。」

「延命措置したのは間違いだったんですかね?命を救うことが正しいと信じてました。」

「お母さんは、日菜ちゃんを病気にしたくて産んだんじゃない。日菜ちゃんに会いたくて会いたくて日菜ちゃんを産んだんだよ。病気は誰のせいなんてない。だから先生たちは日菜ちゃんや、日菜ちゃんのお母さんを苦しめる病気を絶対に許さない。絶対やっつけるから。死にたいなんて言わないでよ。」

「君が今ここで開き直るのは絶対に違う。子供が死んでしまうかもしれないって、親御さんにとってこれ以上怖いことはないんだと思う。君はお母さんにその恐怖を突き付けたんだよ。」

「医者は魔法使いじゃないからね。必死に考えて治療したつもりでも、患者さんの望むような結果にならないことも山ほどあるから。何がその子にとっての本当の幸せかは分からない。命を救ったからって心まで救えないときもあるし。いろんな分かれ道は…。医者が決められることじゃないから。」「でも、僕はやれることは何でもやりたいです。」

「優里、毎日俺のための心臓が早く見つかりますようにってお祈りしてるんだって。でも俺はやめてって言ったんだ。優里がどこかで早く子供が死んじゃいますようにって毎日言ってるみたいだからって。それでケンカした。」

「本当は、できない自分が嫌になったんじゃないの?怖くなって動けなくなって、できると信じてた自分がそこにいなかったから。でもあんたのメンタル正直興味ないわ。私たちね、この仕事真剣にやってるの。子供の命を預かるってそういうことなの。植野先生や他の先生の大事な時間、奪わないでくれる?」

「治療を続けるべきかやめるべきか…。」「僕たちが決めないといけないんですか?」「これ以上延命するということは、あの子にずっと苦痛を与え続けるっていうことです。赤ちゃんだからって分からないってことはない。ただ、言えないだけでね。」「こんな短いミーティングで僕たちが決めるには、あの子の命は重過ぎます。」
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