このレビューはネタバレを含みます
ファンタジーや転生モノ、時代劇が大好物なため期待しすぎてしまった。全体的な感想としてはイマイチのめり込めず、後味が悪いと感じた。
前半は、過去の因縁を含むキューピットとのラブロマンス要素と、仁王山での事件と過去の事件の関連などのサスペンス要素にどんどん惹き込まれていったが、中盤に差し掛かるにつれて背景やキャラクター設定の中途半端さに疑問を感じはじめた。終盤になるとわざわざいれる必要ないのではと思うシーンが多すぎるし永遠に回収されない謎設定にモヤモヤしてしまい、一応最後までみてみるかという気持ちで完走した。
伏線をしっかり回収してほしい、出すのならば全て意味のあるものを登場させてほしいタイプのため個人的に気になった点をいくつかあげる。
・あのオ・ペクリョンのイカつい謎スタイリングはなに？
・ドーラの年下彼氏は？いつ破局した？
・ドンチルはなぜ犬の姿？
・他のキューピット3人は？変身だったのか、天界に戻ったのか、これからはどうなる？
・犯人が母親や孤児院の院長、不倫した妻を恨んで殺すのはわかるが、連続殺人にする必要はあったか？殺人に自信をもったのような理由付けは弱いのでは？犯人自身に関連のある人の連続殺人ではだめだったのか？
・子供の7つの罰と女の7つの罪の関連性は？
・繭を破ったらなぜ翼が黒くなる？
・なぜ犯人やソ刑事に翼が見えた？
・ドンパルは誰の変身回避に失敗した？
・犯人のマスクの濃いメイクはなぜ？
知識不足や見逃しもあると思うのでこれはこうだのようなものがあったら教えてほしい。
なにはともあれナナ(オ・ペクリョン役)のビジュアルが良く、とてつもなく美しいためナナのファンが流し見をする程度なら良いドラマだと思う。
