ダーク魔カスコス

テッド ザ・シリーズのダーク魔カスコスのレビュー・感想・評価

テッド ザ・シリーズ(2024年製作のドラマ)
4.4
🧸テッド・ザ・シリーズ🧸
〜もはやテッド3なクォリティ〜


全人類に愛される口汚いティディベア・テッドが、ドラマシリーズで帰ってきました。舞台はジョンの高校時代です。90年代とテッドのコラボレーションを楽しみましょう。


🎬映画と変わらないクォリティ
監督は変わらずセス・マクファーレンなので、ジョークのキレは映画版と同じ。いつもの人種差別ジョークとドギツイ下ネタのマリアージュが拝めます。

テッドのCGも映画版と比べて遜色なく、めちゃくちゃ可愛くイキイキと動きます。そんでもって酷い言葉を吐きます笑

そういうことで、クォリティは映画レベルです。テッド好きなら大満足間違いなし。


🎬映画ネタ
鉄板のフラッシュゴードンを始めとして、ジュラシックパークやシンドラーのリストなど、映画ネタもふんだんに盛り込まれています。映画好きにはたまらんなあ。


🎬残念ポイント
ジョンを演じていたマーク・ウォールバーグがいないのが、かなり寂しいですね。やはりテッドの相棒は彼じゃないとなあ。

ジョンの子供時代を演じる役者もなかなか合ってるので、すぐに慣れましたけどね。これはこれでアリ😊


🎬出たーッ!ポリコレ糞女!🤮
ついにテッドにもポリコレの波が押し寄せてきました。ベネット家に居候する女ブレアがとにかく酷い。典型的なポリコレ糞女です。

しかしマジで作品がポリコレに染まったわけではなさそうです。

ブレアの役割は、ポリコレ導入により作品を現代的にアップデート(笑)することではありません。ポリコレ棒を振りかざすバカを見て、腹抱えて笑うためにいるのです。つまり活動家たちへの皮肉ですね。知らんけど。

だから全話面白かったです。でも、ブレアが活躍する場面だけは吐き気がします。特に6話と7話が酷いです。


🎬人権活動家ブレア(笑)
このブレアさん、居候の分際で、少しも遠慮することなく、自分の主義主張を空気を読まずに喚き散らします。やれ人種差別だの、女性蔑視だの、マジでうるさい。おかげで家族団欒の雰囲気が台無しに、、、

100万歩譲って言ってることは正しいとしても、伝え方が人間として終わってます。「伝え方が9割」って知ってる?

現代にはびこるポリコレ活動家は、主義主張を喚き散らし、映画やゲームに己の思想をねじ込み、賛同しない者をレイシスト呼ばわりすることで、世の中を分断する害悪です。

ブレアも似たようなもんです。居候させてもらってるのに、なぜかベネット家を分断しようと躍起になります。

ジョンとテッドは、こんなバカの言うことは真に受けないので、そこは安心ですけどね。


ブレアさえいなければ、もしくは中盤くらいで病死とか事故死とかしてくれていれば、満点も夢ではない傑作でしたね。ブレアめ、、、

それでも面白いことに変わりはないです。むしろ、テッドが政治的正しさに糞を塗りたくって、活動家をあおり散らかすと考えれば、それ、見たくないですか?

U-NEXTにしかありませんが、テッドのために入りましょう。つーかBlu-ray出してくれーッ!テッド3も作ってくれーッ!


⚠️ネタバレは各エピソードで⚠️