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殺人者のパラドックスのせーーごのレビュー・感想・評価

殺人者のパラドックス(2024年製作のドラマ)
3.8
個人的にかなり好みのテイストだった。

ただの一般人がある出来事をきっかけに
人生が一変するタイプの作品。

結末のひねりはあまり効いていない。
最初からいきなり面白くて、
ずっと上がりも下りもせず面白い印象。

🌟パラドックスとは
真実を語るパラドックス
亀にハンデを与えて後から人間が追いかけると
亀がいた場所に人間が行く頃には
亀はその少し先にいるの無限ループ。

🌟虚偽を語るパラドックス
3つの扉の中の1つが当たり
それを1つ選んだ後に
残った2つのうちのハズレを教えられ
選択肢を変えてもいいと言われた場合
それは変えた方が当たる確率が上がる。

最初にハズレを選んでる確率が2/3
当たりを選んでる確率が1/3
なので変更した方が良い。

10個に増やすとわかりやすい。

よく考えればそうなのに一見
変えても変えなくても1/2のように感じてしまう。

🌟アンチノミー

🌟自己言及のパラドックス
この文の内容はウソである。
これに対して
内容がウソである内容がウソだから本当であるということになり……の繰り返し

🌟祖父殺しのパラドックス
自分の祖父をタイムトラベルをして殺した場合
自分の父が生まれなくなり、
祖父殺しの自分が生まれなくなるので
祖父は殺されない。
でも祖父が殺されないと父が生まれて
祖父殺しが生まれる
この無限ループ

アンチノミーは現在の人類の学問の限界を指摘するもの。
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