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殺人者のパラドックスのkurumiのレビュー・感想・評価

殺人者のパラドックス(2024年製作のドラマ)
3.9
平凡で燻った生活を送る大学生タン(チェウシク)。
ある夜、ひょんな出来事から殺人者になってしまうが、被害者は連続殺人犯と判明。
そこから彼の歯車が次第に狂い、殺人を重ねてしまうことに。
そんなタンを疑い、追う刑事(ソンソック)がいた…

全8話、展開が早くてあっという間でした!

独特のカメラワークやシーン編集、アップテンポな曲調に斬新さがあって、タイトルからは想像しなかった"ポップ"な雰囲気には引き込まれた✨✨

「自分にはスペクタクルが足りない💧」と呟く、冴えない大学生タンにウシクがぴったりハマり役でした👍

刑事役ソンソックもさすがの名演技✨✨
苦悩する場面の表情や仕草、目つき…
すべて上手くて見入ってしまいました🥰

中盤以降、元刑事のソンチョン(イヒジュンさん)の場面が多くなり、ちょっとトーンダウン💦
このキャラが一体何だったのか?
ただの殺人鬼なのか?
今一つ腑に落ちなかったです🥺

殺人者を成敗していく事が正義のようでいて、実は…という盲点を突いた作品。

細かい気になる箇所はあるものの、なんだかんだ全体的には楽しめました😊👍
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