お耽美主義

デッドボーイ探偵社のお耽美主義のネタバレレビュー・内容・結末

デッドボーイ探偵社(2024年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

猫の王やモンティとの関わりを通じて自分のセクシュアリティに向き合うエドウィンの葛藤が丁寧に描かれててよかった……
同性愛への偏見が強い時代を経験してるからセクシュアリティを自覚した時は抵抗感すらあっただろうなと思う。それでも受け入れて告白できたのは周りからの助言だったり、チャールズへの揺るぎない信頼があったからこそなんだろうな〜〜

あと、個人的には7話の過去回想が大泣きするぐらい好き。虐待、いじめ、みたいな人の悪意に苛まれてこれから死んでいく時に暖かい善意に触れてしまったら、一生と言わず死んでからも傍に居たくなるに決まってる…… 絶望したまま地獄に落とされたエドウィンと比べると、チャールズは看取られながら眠るようにして亡くなってるところが大分違うんだよね。

「友愛」と「恋愛」でタイプの異なる愛情を押し付けあって傷付けるんじゃなくて、形は違えど2人の間に確かに存在している親愛や結びつきを尊重している関係が優しくて切なくて大好き。
一生一緒に居てくれ〜〜‼️‼️
シーズン2待ってます……
お耽美主義

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