このレビューはネタバレを含みます
これからを担う若手俳優四人の演技と、新進気鋭の新人脚本家が織りなす物語。
二転三転するストーリーと全員が何かしら絡んでる展開は、先が読めなくてすごく面白かった。
だからこそ、最後の展開があまりに綺麗すぎて個人的にはしっくりこなかった。
それまでの騙し合い腹の探り合いとのギャップが激しすぎたというか。
みんな苦労していてお金の大切さを嫌でもわかってるはず。だからこそ、夢を叶えるためにも自分たちの肥やしにする展開の方がしっくりきたなと。
家賃浮かすために四人で住む家を買って、余ったお金は寄付にまわすとかでもよかったのでは?
流石に現実的すぎて夢がないかな。
今後何かお金に困ったときに「あの時全額寄付しなきゃよかったのに!」とか言い合う姿が目に浮かぶなと思ってしまったなあ。