このレビューはネタバレを含みます
バーで働きつつ売れない芸人として日々奮闘するドニーと、たまたま店に来て紅茶を彼に奢って貰ったのをきっかけにストーキングしてしまうマーサを巡るストーリー
かなりショッキングな映像と言葉と、居た堪れない気持ちになるドニーの芸人タイム…
これが実話だということが一番衝撃だし、映像化するネトフリすごい
暗い過去があることで自己肯定感が地の果てになっているドニーは、ストーキングされることが恐怖であると同時に、マーサが向けてくる大きな愛に安心して（自己顕示欲が満たされて）固執してた部分もあったんだと思う
マーサが家庭環境が悪くて親は喧嘩ばっかりでそんな時にトナカイちゃんが救ってくれたのよと言って涙するシーンかなり印象的だった
マーサは多分過去の家庭環境でパーソナリティ障害だからストーキング行為でしか愛を示せなかったのかな
でも好きな人にあんな汚い言葉言ったらそりゃ怖がられるし嫌われるやろ…
最後の最後で奢ってあげるよって言われた時のドニーの顔がマーサと同じ顔で何となく恐怖を感じた……
（どことなくあのバーテンダー脚本家に似てる気が…）
ドニーにはまじで幸せになってほしい
