エピソード05
ヘイトウイルス

拍手:2回
あらすじ
わずか半世紀ほど前、人類は愚かな戦争を繰り返していた。終わることのない憎しみと暴力の連鎖。憎悪の原因は、あるウイルスの感染によるものとし、そのウイルスは「ヘイトウイルス」と名付けられた。やがて、研究者たちはヘイトウイルスを死滅させるワクチンの開発に成功。地球上から争いがなくなり、人類は「ユートピア」を手に入れた。そんなある日、「ユートピア保全機構」のサエキ(草彅剛)は、いつものようにヘイトウイルスに侵された患者へのワクチン投与やウイルス除去チェックを行っていた。そこに新たなヘイトウイルス感染者による殺人事件発生の一報が入る。被害者はサエキの妻で、感染者はクリタ(森廉)だった。クリタはかつてサエキの娘を殺した犯人であった。サエキによるワクチン投与を希望してやってきたクリタを目前に、サエキは…。