「パパと親父のウチご飯」スピンオフドラマ「阿久津の夢と俺レシピ」の1の情報・感想・評価

エピソード01
前編 俺なりの道
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あらすじ
千石哲(松島聡)の接骨院で働く阿久津竜也(猪俣周杜)にある転機が--。怪我によってバスケ選手としての夢を諦めざるを得なかった阿久津。心のどこかでまだバスケットを捨てきれずにいたある日、ひょんなことから元チームメイトの裕樹(漆山拓実)と再会。裕樹が怪我をしていることを見抜いた阿久津は、彼を千石の元へ連れていき…。
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ゆうり

ゆうり

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阿久津の夢と俺レシピ 前編 過去の挫折や自暴自棄になっていた時期を乗り越えて、千石の経営する宮前西接骨院で働くアルバイト“阿久津竜也”のお話。 接骨院で寝泊まりしており、阿久津が寝ている場所の壁には『借金返済』などの貼り紙がされてます笑 元バスケ選手と言う事もあり、寝起きでランニングするのが日課であろう阿久津。その途中に通りがかった場所でバスケットボールをしている若者達を見つめる表情が複雑な想いを表しています。 開店準備を手際良くこなすシーンはすっかり慣れている様子が見て取れる。 しかしバスケの事が頭から離れず、コートへと行くともう人はおらずボールだけがある状態。 ここからのシーンは音楽が変わり、映像もノスタルジックで、シュートを打つ前に止まったり、決まっても喜ばなかったりとバスケットボール選手時代を懐古しているのが伝わってきて切なくなります。 元チームメイト裕樹(ユウキ)との再会。二人のやり取りで当時はともに切磋琢磨しかなり親しかったのが分かる。この事を切っ掛けとして自分の将来や夢について向き合うことになる。 晴海に夕飯に誘われ、胸の内を話し相談に乗ってもらう。晴海の包み込むような優しさと自分の夢と挫折、現在について経験を元に寄り添ったアドバイスをもらうい、新たな夢に向かって決意を新たにする阿久津。とても素敵なシーンです。 この時の 愛梨「阿久津、親父の店辞めないで」 阿久津「愛梨ちゃん俺のこと好きなんだ?」 からのやり取りが可愛すぎるので、コチラも大好きなシーン。 本編では阿久津が食べられなかった“カレーライス”を食べているというのがまた良いのです。 本編ではルーが無いため“カレーライス”にはならずに“肉じゃが”になった元カレーライス。その出来事が阿久津が変わる事を決意する一助にもなっています。 愛梨ちゃんと清一郎くんが可愛く言っていますが、色んな物が混ざり合ってカレーは美味しくなっています。 今回はそんなカレーライスを食べて新たな夢に向かって走り出そうとするのが、とても素敵なお話でした。