お茶を扱うお店の店長として働くジェウン。ある日、ジェウンの店に本社の社員が来ることになり、店内にいる女性の前で"その社員は口うるさい人だ"と話す。すると、その女性がマーケティング部のソンジュだと名乗り…。

冷たい態度をとるソンジュに困惑ぎみのジェウンと従業員のダン。ソンジュは、自分は顧客が満足する冬のコースのメニューを作るために来たと説明する。そして、ソンジュはジェウンに自分たちは初対面ではないと言い…。

ソンジュはコストの改善を求めるが、ジェウンはクオリティーの高い商品を作るにはコストがかかるものだと反論する。お茶の味まで指摘されたジェウンはイラつくが、冬のコースのコンセプトについては褒められ戸惑う。

ソンジュが入れたお茶を試飲したジェウンはすぐさまアレンジを加えた。そして、変化したお茶を味見してソンジュはジェウンの腕を認める。徐々に打ち解け合う２人の様子を見ていたダンは、ある言葉を放ち…。

冬のレシピを作るのに試行錯誤を続けるジェウンとソンジュ。ソンジュは、ジェウンの入れるお茶は特別さを感じると伝える。ジェウンは新メニューに名前を付けてほしいとソンジュに依頼するが、突然ソンジュが倒れ…。

カフェインアレルギーで倒れてしまったソンジュ。彼女はアレルギーを知りながらもジェウンのお茶にひかれて飲み続けていたのだ。そんな中、ジェウンはお茶を飲んだ人が徐々に心を開き会話してくれる様子が好きだと語る。

１年前ソンジュが店を出ると、近くに止まっていた車からジェウンが険しい表情で降りてきた。一緒にいた女性に背を向け去ろうとすると、その女性も去っていく。そして、ソンジュの足元にジェウンが投げ捨てた指輪が転がってきて…。

ソンジュは指輪を返したかったが店の場所を思い出せず、ずっと持っていた。ジェウンは交際していた彼女の話を打ち明け、今は別れたと伝える。そんな２人のやり取りを聞いたダンが、近いうちに３人で食事をしようと誘う。

みんなで食事をする日の夜、ソンジュは花束を持って店にやってきた。ジェウンが店に入ってくると、ダンはいつもとメイクが違うことに気づく。そして“ファイト”と言い残し帰ってしまい、店にはジェウンとソンジュの２人きりになる。

酔っ払ったジェウンに水を渡し気遣うソンジュ。ついに、ソンジュがジェウンの店に来る最終日となり、ジェウンは来春も一緒にレシピを考案する時間が持てるかとソンジュに質問するが"先のことは分からない"と言われ…。