幼い頃アメリカに移民したジャンウクは前途多望のアメフト選手だったが、白人優先主義の仲間の妨害で選手生命を絶たれる大怪我をする。入院し、リハビリを続けるジャンウクだが、2度とアメフトができない絶望感にガールフレンドのユジンにも冷たくしてしまう。一方、ユジンは祖国にいる父親に会いに帰国することを考えているが、母親にはなかなか理解してもらえないでいる。そんなとき、黒人による韓国人街への暴動によりジャンウクの両親の経営する店が放火されてしまう。

父親の経営する店が放火されたことを知り、ショックを受けるジャンウク。病院から抜け出し父親の店へ向かうが、そこには無残な残骸だけが広がっていた。ユジンは自身の夢を叶えるため韓国行きを決意する。母親に、韓国行きを説得するが反対されてしまうが、そんなユジンの姿に寂しさを感じるキョンジャであった。ジャニーはガールフレンドを連れ、ショッピングをするが、全てのカードが使用停止にされていた。ガールフレンドと家に戻り、写真を撮っているところに両親が現れ・・・。

恋人のジャンウクにも告げず、ユジンはアルバイトで貯めたお金を持って一人韓国行きの飛行機に乗る。ユジンの母はショックで寝込んでしまう。ジノは、生母を思い、長い間 心を痛めていた。母親に対する思いをヘギョンに話すことで心を落ち着かせるジノ。一方、ジャニーの両親もジャニーの将来を思い悩んでいる。いつまでも大人になれないジャニーに、母親は韓国行きを提案するのだが・・・。

ヘギョンの部屋を訪れるジノ。二人は楽しくデートをするのであった。韓国への思いをヘギョンに話すジノ、母国と家族に対する思いは募るばかりであった。韓国に到着したユジン。早速、父親に連絡し再会する。久々に再会した父親ではあったが、否定的で想像とは違う父親の物足りない態度に不満を覚えてしまう。一方、アメリカにいるキョンジャは、トンスに結婚を申し込まれる。突然のプロポーズに驚くキョンジャであったが、トンスの甘い言葉に結婚を承諾する。

マフィアと会いに弟の代わりに行ったジャンウクは、どうにか逃げ出す。行き先のないジャンウクは、ヘギョンの元を訪ねる。怪我をしたジャンウクを介抱するヘギョン。二人の間にはいつしか温かい空気が流れていた。ジャンウクは身の危険を感じ、韓国に行くことを決意する。所属事務所に入り、歌の練習を始めたユジンだが、歌手への道は遠い。ようやく立てた舞台は、夜のキャバレーであったが、歌手への夢を諦めず忍耐強く頑張っている。

大学を卒業し、韓国に帰国したヘギョンであったが、戻った家では一方的な母親の結婚の催促に困ってしまう。トンスと結婚したキョンジャは幸せな生活を送っていたが、トンスにアメリカでの永住権が下りるや、トンスの態度は一変してしまう。永住権目的の詐欺結婚だったのだ。その頃、ジャンウクは建設現場での過度な仕事のため膝に痛みを覚え、病院に行く。診察を終えたジャンウクの姿をヘギョンが見かけ、ジャンウクを追いかけるが・・・。

久しぶりに再開したヘギョンとジノはジノの部屋でゆっくりと過ごす。ジノの韓国での生活を心配するヘギョンに対し、心配ながらも家族のいる国だとジノの言葉にヘギョンも応援し励ます。ジノの部屋から戻ったヘギョンは、母親からお見合いをするように言われる。ジノのことを母親に話すが結局 反対されてしまう。一方、ジャニーは、イェジンと二人きりで会おうとするが、その場にソラが現われ、失敗に終わる。その晩、ソラがジャニーの部屋を訪れ・・・

歌手を夢見るユジンであるが、期待以上の成果がでずに いらだっていた。音楽業界の厳しさに触れるユジン、歌手への夢を諦めようかと悩むが、ジャンウクに会ったユジンは再び、挑戦することを決意する。ジノはテレビ番組に出演し、生き別れた兄弟を捜す。ちょうど、その放送を見ていた、祖母とジンボクは、ためらいながらも放送局に連絡する。一方、ヘギョンの帰国を知ったジャンウクは、ヘギョンの勤務する病院を訪ねるが・・・。

ジャンウクからの突然のキスに驚き、慌てるヘギョン。自分の心が分からず、ジノに電話をして心を落ち着ける。一方、テレビへの出演が決まって喜ぶユジンは、夜遅くにジャンウクの元を訪ねる。だが、ジャンウクから、自分が他の女性を愛したらどうするかという質問に、かつてアメリカにいたときに目撃した女性のことを告白する。ジャンウクは、仕事場でアメリカでトラブルになったマフィアに襲撃されるが、ヘギョンの叔父トンスに助けられ入院することに。

退院したジャンウクはトンスの厚意でトンスのマンションに住むことになる。だが、トンスの過ぎた厚意を負担に思う。ジノはヘギョンを連れて、ジンボクとギルスに会う。アメリカ土産のカメラをジンボクに渡すが、ジンボクは必要ないといってギルスにあげてしまう。それを見たジノは残念な気持ちを隠し、一緒に食事をとる。家に戻ったギルスは、兄に卑屈な態度を取るジンボクを注意する。

麻薬の密売組織に知らぬ間に利用されていたことを知ったジャンウクであるが、すでに組織から抜け出せすことは困難な状態であった。ジンソクは母親の法事のために買い物を済ませ家に戻る。何も知らずギルスに招待されたジノ。一方、ジンソクも兄の訪問を知らずにいたが、一緒に母親への法事を終え、兄弟2人が母親の思い出話を交わし、2人の間で始めての穏やかな時間が過ぎる。母親にジノとの結婚を反対され落ち込むヘギョンに、トンスは叔母の話をするが・・・。

ジャニーの軍生活が始まった。言葉や生活習慣の違う国での軍生活ではあるが、徐々に適応していき、一人前にな っていくのであった。一方、ヘギョンに会ったジノは、お互いの間にある見えない壁を壊そうと言うが、二人の間の距離は、はなかなか縮まらない。ユジンは仕事も安定し、順調だ。ある日、事務所から車が提供される。これを不信に思ったユジンは、マネージャーを追及し、自分への投資をしている人物が父親であることを知る。

麻薬組織から追われるジャンウクをヘギョンは自分の家の別荘に連れて行く。しかし、ジャンウクは、ヘギョンにまで危険が及ぶことを恐れ、ソウルに戻ろうとする。ユジンの、仕事は絶頂で、次々と出演依頼が入ってくる。そんな中、出演の予定を約束したラジオ番組とテレビの音楽番組の予定が重なり、先約を重視すべきというユジンとマネージャーの間の亀裂がさらに深まっていく。一方、除隊したジャニーはソラとの結婚を決めるが、結婚式当日も 式場になかなか入場できずに悩んでいた。

ジンボクを連れて病院に行ったジノは、ジンボクの病気が腎不全であることを知りショックを受ける。また、手術や透析を受けないければ、医者から死ぬと言うことを告げられジンボクもショックを受けていた。一方、警察に追われるトンスは、別荘でジャンウクと一緒にいた。ジャンウクにヘギョンのことを話すトンス。ヘギョンの気持ちにも気づいたトンスは、ジャンウクに自分の罪を懺悔する。また、ジャニーは、ソラとの結婚生活に苦痛を感じ始めていた。

事件後、ジャンウクに送られ家に戻ったヘギョンは、家の前で待つジノに会う。ジノは、ヘギョンの心が自分以外にあることを気づくが、言葉には出せないでいた。不倫疑惑で仕事がなくなったユジンは、ショックから立ち直れないでいた。そんなとき、ユジンの母親のキョンジャが韓国に来訪し、元気を回復する。キョンジャは、ユジンとジャニーのありえない不倫疑惑をほっといた所属事務所に抗議し、事務所をやめることを告げる。

アメリカに行っていたギルスが突然 帰国する。韓国で生まれた黒人ではあるが、やはり自分の生まれた育った国が自分の居場所だと気づいたようだ。一方、ジンボクは、兄のことを心配しヘギョンの勤める病院に行くが、ヘギョンは病院を辞めていた。その帰り、ジノに電話したジンボクは、ジノに自分の思いを伝え、兄弟の強い兄弟の絆を再確認する。ジンボクからヘギョンが病院を辞めたことを聞いたジノは、ジャンウクに会う。