
『Memoir of Rati~幸せの記録~』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
平民として生まれ、のちに貴族に養子として迎えられフランスへ渡ったラティ。フランス大使の通訳として、20年ぶりにシャム(現在のタイ)を訪れる彼は、両国の架け橋となるべく、滞在期間である1か月間を全力で務め上げることを決意していた。 滞在中、寺の祭りで教育省に勤める伯爵のティーラトンと出会う。しかしティーラトンは、自身の身分を明かさないままラティに接する。互いを良き友として、そして次第に特別な想いを抱きながら、2人の距離は静かに縮まっていく。だが、思いもよらぬ形でティーラトンの正体を知ったラティは、裏切られた思いと怒りを抑えきれず、彼との間に距離を置くことに。同時にラティは、シャム政府から半ば人質同然に引き留められ、高官たちにフランス語を教えるよう要請される。シャムに残るのか、それともフランスへ戻るのか――ラティは人生を左右する選択を迫られる。 そして、フランス大使団が帰国する日。何も告げず船へ向かったラティを、ティーラトンは必死に追いかけるのだった。