このレビューはネタバレを含みます
開始3分で思わず挫折しそうになる演技だったが、ストーリーやこの作品のテーマに注目して意識の方向を変えると面白いドラマだった。
常に「人間」や「尊い生命」として接している医療者であっても、私欲のために利用しようとするとその瞬間「人間」や「生命」としては見なくなってしまうことがある。
“あらゆる物事は抽象化していけばいくほど尊く価値のあるものとして認識できるようになる”と学んだことがあるが、この意識が事件当時のバチスタメンバーには欠けていた。
桐生先生だけでなくチーム・バチスタ全員が視野狭窄だったということが分かる。
何気に宮川大輔が演技うまかったのが意外。笑