もう何回見たことか。
話もオチも知っているはずなのに。
どうしても、また、見てしまう。
テンポが非常に心地よく、クスッと笑えるのにシリアスな面もある二面性がこのドラマの魅力。恋愛色が漂うが、それが香るくらいなのが丁度良い。
見ていてさっぱりとした気持ちになるし、どこか無邪気さと大人な雰囲気があるこのドラマに、毎度惹かれてしまう。主題歌、テーマ曲、OSTも、どれも完璧で、忘れられない。
木村拓哉＝久利生公平。まさにHERO。
自然で、本物で、本気で。
何故か引き寄せられる。
勢いの中に、ピュアさと恥じらいが混じった少年感にときめきを覚えるのかもしれない。
キャスト勢が非常に素晴らしく、HEROの世界観を作り出し、彼の輝きを一際引き立たせている。
実際に久利生のような人物が居てくれたら、どれだけ救われたか。そんなことはありえない、できない、と否定で終わればそれまでだが、このドラマからのメッセージを感じられずにはいられない。
事実を見つめ、人を救うことは可能ではないだろうか。
貴方が誰かの人生のHEROになれますように。と。
