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PAYBACK The Series
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『PAYBACK The Series』のエピソード情報

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

第10話

『PAYBACK The Series』に投稿された感想・評価

4.1
7
不定期に開催する腐女子大解放回!
BLに興味ない方、苦手な方、ネタバレが嫌な方は今すぐ回れ右してください。
ここから先、男と男の距離感、視線、体格差、執着、低音、胸板、そしてNCについて全力で騒ぎます。作品レビューというより、ほぼ腐女子の脳内実況です。一般社会では何の役にも立ちません。
それでも進む同志の皆様。ようこそ。
では参ります。




    ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓




韓国の人気BL原作をタイで実写化。復讐×芸能界×裏切り×スポンサー×執着愛。開始5秒で思った。治安悪そう。そしてその予感は見事に的中する。

主人公サン(Minlee)。病気の母親と幼い弟を養う為、借金の取り立て屋をしている。へぇー。苦労人主人公だね……と思ったら、債務者の娘を人質。ん?家の権利書も奪う。は?キミ主人公だよね?
善人ではない。でも家族だけは何としてでも守りたい。なるほど。こういう危うい主人公、嫌いじゃない......と思った矢先、取り立てで恨みを買い、弟刺され死亡。え?
恋人バンク(Fuaiz)が母親の治療費を持ち逃げ。えぇ?
その後、母親も亡くなる。えぇぇー!?!?
弟いない。恋人いない。母いない。金もない。天涯孤独。
脚本家さん、不幸の在庫処分セールしてる?

しかもサン本人はそれら全部を『自分への天罰だ』と思い、その罪悪感を5年間ずっと背負って生きてる。わぁ……ツラぁ。
ところが5年後。元恋人バンク、俳優として成功してる。名前も『サニー』に変えてる。ちょっと!何普通に売れちゃってんの!!
更に弟が殺されたあの日、犯人を唆していたのがバンクだったと判明。え?ちょっと待って!?もしかして全部あいつのせい?……えぇ、そうです!!
ここでサンの人生、自責モード終了。からの、復讐モード起動。

…………反撃開始じゃーーーッ!!!

で、復讐の為に何するかと思ったら、芸能界へ行く。そこ!?サニーに近づく為、自分も俳優を目指す。借金取りから俳優へ。職歴のジャンプ幅どうなってんの!
もちろん俳優経験ゼロ。都合よく『実は天才でした!』ではない。そりゃそう。普通に演技は拙い。でも妙に目を引く。
オーディションを受け、マネージャーのカジョーンの元で少しずつ仕事を掴んでいく。

なるほど。成り上がり復讐BLね。はいはい分かった……と思ったら、芸能界もっと治安が悪かった。新人潰し。スポンサー。性接待。揉み消し。暴力。権力争い……って待って!キラキラどこ?表は華やか。裏は地獄。若い俳優を商品みたいに扱い、性的搾取を思わせる場面は普通にキツい。
復讐しに来たはずなのに、入った世界そのものがラスボス。

そんな魔境で登場するのがジェイ(Toptap)。エンタメ企業『Dream Entertainment』の理事をしている男。金ある。権力ある。顔良い。デカい。胸板ある。声低い。
そしてサンには最初からグイグイ行く。距離詰める。言い寄る。押す。そんでもって引かない。いや、ちょっと待って!その低音でガンガン攻めるのやめてもらっていいですか?復讐の話が全然頭に入ってこないんよ。

しかも何故かあれこれ世話まで焼く。何?何で?何でそんなサンに構うん?と思ったら、ジェイには5年前に一度だけ顔も知らないまま一夜を共にした男がいて、その男をずっと捜していた。で、その男こそがサン。
5年前、弟を失った後のサンは借金を返す為に色んな仕事をしていた。その一つがピンクのウサギの着ぐるみでのチラシ配り。その格好のまま偶然ジェイを助け、何やかんやあって一線を越える。

しかもサンは最後まで着ぐるみを脱がなかったから、ジェイは顔を知らない。それでも5年間ずっと捜してる。普通は諦める。でもジェイは諦めない。
そして5年後。CM撮影で再びウサギの着ぐるみ姿になったサンの声を聞いた瞬間、ジェイの記憶が一気に蘇る……この声。更に腰のタトゥーを確認して確信。『あの時の男だ!』

顔も知らない相手を5年捜して、声で反応して、タトゥーで答え合わせ。もう執念がFBI。一途というよりGPS。
この辺りで気付いた。こいつただの大型犬じゃない。もっとヤバいヤツ。

で、ここでもうひとつ問題。私にはToptapがどうにも中川大志っぽく見える。あれ?
一方Minleeはふとした瞬間に若い頃のタッキーが顔を出す。あれあれ?
一回そう見えたらもう終わり。

中川大志っぽい攻×時々タッキーっぽい受。

何この日本人向けローカライズ。異論は認める。幻覚の可能性も認める。でも私の脳内キャスティング、もう帰って来ない。

ジェイは分かりやすく好意全開。対するサンのガードは固い。
そしてサンが笑わない。まあ笑わない。全然笑わない。タイだぞ!微笑みの国タイなんだぞ!!表情筋が労働拒否してる。
しかも行動が危ない。一人で敵陣へ行く。平気で無茶する。止めても行く。刺されても行く。お願いだから一回ジェイに電話して!それ俳優じゃなくて特殊工作員なんよ。
でもこれがただの無鉄砲じゃない。家族を失った罪悪感をずっと抱えてるから、自分の命の扱いがとにかく雑で軽い。そこはしんどい。だからこそ、そんなサンが少しずつ人と繋がっていくのが良い。

まずカジョーン。この人、貴重な正常倫理担当。サンが入館証盗む。『いやダメだろ』。ピッキングしようとする。『いやそれもダメだろ』。
ありがとう。このドラマ、君がいなかったらほぼ全員倫理観どっか行ってた。しかも何かと巻き込まれる。嫌がらせも受ける。不憫。なのに愛情深い。面倒見良い。お茶目。子煩悩。もうこの作品の良心。

そしてスカイ。人懐っこい。よく笑う。愛嬌ある。めっちゃ良い子。過去のトラウマからカメラ恐怖症。でも舞台に立つと一気に空気が変わる俳優。
演じるShogun。誰この子。顔面から主演通知来てる。眩しいんですけど!
最初はFuaiz目当てで観始めた私。気付けばShogunという新しい部屋を沼に増築。BLオタク、すぐ増築する。
で、次回作は中国・タイ共同制作BLドラマ主演だって。ほらーーー!やっぱり主人公顔だったじゃん!!私の腐女子レーダーまだ壊れてない。
日本配信は?そこ大事。こっちはもう入居準備が済んでいる......で後日、日本配信は無事あった!......あったんだけど、全然ハマれず。入居準備までしてたのに早々退去。しかも中国語吹き替えの違和感がどうしても拭えない。何の為にタイ俳優を起用したのか、途中から分からなくなった。

そしてBoss。出た!我らがボス・チャイカモン。更にはDMDのMax兄貴。タイBL、油断すると知ってる男が横から生えてくる。
Bossは気難しい人気カメラマン。サンを脱がせる。スカイと何かありそうな空気出す。出番少なくても爪痕は残してく。
Noeulの横じゃないBossも大変よろしい。
つか、NoeulはMe Mind Yとの契約終了したけど、Boss×Noeulはシップ解消?今後どうなるかむっちゃ気になる。

そしてMax兄貴。トップ俳優役。ただし轢き逃げ揉み消し。お前何してんねん!!
Natの横にいないMax兄貴。エロくない。急に知らない男。やっぱNatの隣にいる時だけ何か漏れてる。腐女子には見えている。

ジェイの叔父ジョー社長も良い。強面だけど実は優しい。甥っ子ジェイが心配。過保護。そして涙もろい。何そのギャップ。この作品、脇役までちゃんと好きになる。

で。ここから。皆様、例の件です。NCです。いや何なんですか、あれ。6話。そして8話。特に8話。距離。指。呼吸。腰。動き。声。体格差。カメラワーク。もう一個ずつ出して!腐女子の処理速度を超えてこないでいただきたい。
『キャーーー♡』じゃない。『うわ……え?……あ、マジ!?……そこまで?……そんな......だ...大丈夫なん?......わぁ……エッロ……ひょえぇぇ……』になる。
腐女子を黙らせるNC。強い。

映してはいけないところは映さない。なのに何してるかは見たら分かる。カメラマン、職人か!
しかもただ刺激が強いだけじゃない。サンの反応。視線。ジェイの距離の詰め方。ちゃんと二人の関係性として撮ってる。そこがまたドチャくそエロい。
私、普段エロいの散々観てるくせに、エロ過ぎると急に怯む。何その謎の耐性。自分でもよく分からん。
復讐ドラマ観てたはずなのに、NCだけ別競技。あれはもうアクションシーンだと思う。

で、このNCが成立する理由がToptap×Minlee。この二人、相性良い。
ジェイ、最初はスパダリ大型ワンコ攻めかと思ってた。金ある。守る。甘やかす。でも違った。ただのワンコだと思って撫でてたら、首輪付きドーベルマン。
サンが自分の命を雑に扱えば、自分の腕を傷つけてまで『お前が自分を傷つける事は、俺を傷つける事と同じ』と分からせる。その愛、鉛入り。愛情表現どうなってんの!?現実なら全力逃亡。でもこれはBL。即着席。
頼って欲しい。守りたい。カッコいいところ見せたい。勝手に復讐も手伝う。怪我してても一緒に寝たい。危険な目に遭えば静かにブチ切れる。
デカい。重い。面倒臭い。最高か!!

ただしサン側。なかなかデレない。キス避ける。でも少しずつ拒まなくなる。ここ!ここがもっと見たかった!!
ジェイ→サンの矢印は極太。なのにサン→ジェイは、『利用してる』→『大切』この間がほぼない。
腐女子、行間は読む。一行から三ページ読む。でも全部行間に置かないで。あと2話くれ。

そしてFuaiz。期待を裏切らない。成功する為に汚い世界へ入り、権力者に取り入り、人を蹴落とし、どんどん壊れていく。終盤なんて『そこまで行くん!?』ってなる。でもその危うさをちゃんと成立させる。だってFuaizだから。
周囲より演技の密度が一段濃くなる瞬間がある。目も情緒も持っていかれる。しかも艶っぽい。
『4MINUTES』といい、君は何故そんなに難儀な男ばかりが似合うんだ……。20歳。あの演技と色気でまだ20歳。末恐ろしいわ。
そろそろ次は普通に幸せな役をください。誰も刺さない。誰も死なない。闇落ちしない。それだけでいい。お願いします。

で、物語としては★3.5。面白い。でも傑作かと言われるとそこまではない。理由は単純。詰め込み過ぎてる。
復讐。芸能界。スカイ。ジェイの過去。サニーとの因縁。恋愛。全10話。そりゃ途中でなる。『ところで復讐、今どこ?』って。サン、復讐しに来たんだよね?仲間作って。俳優頑張って。ジェイとイチャついて。おいおい。復讐しろぃ!!
でも退屈はしない。毎話何か起きる。だから結局観る。復讐BLというより、毎話何かが起きる芸能界治安最悪BL。

Minleeはまだ荒削り。でも無表情なサンの奥にある脆さが良い。時々見せる切ない目も好き。
Toptapは『理事……若いな』と思う瞬間がある。そりゃそう。まだ23歳。でも高身長。厚い胸板。低音。美形。大体何とかなる。我、チョロい。
ちなみにMinleeは26歳。え。年上なの?てっきり年下だと思ってた。姉さん女房受け。それはそれでおいしい。

しかもこの二人、ドラマ外でも距離が近い。ToptapがMinleeに密着。近い近い。ありがとう。もっとお願いします。
MinleeもToptapを嫉妬させて遊んでるように見える。何その遊び。夫婦の戯れを公共の場で開催しないで。いや、していい。ずっとしてて欲しい。

私はFuaiz目当てで入った。Shogunを発見。Bossを拝む。Max兄貴も出る。最後はToptap×Minleeまで持ち帰る。何しに来たんだっけ?
そして6話と8話。特に8話。もうさ。あれさ。普通に観ていいヤツなんだよね?本当に本当に大丈夫なんだよね?

ストーリー★3.5。
主演二人のケミ★4。
ジェイの愛の重さ★5。
総合★4.1。

NC?知らん。採点基準がない。というか採点していいのかも分からん。

可愛いBLだけじゃ物足りない。ちょっと闇が欲しい。血も多少いける。執着攻め歓迎。ドーベルマン攻め歓迎。姉さん女房受け歓迎。そんな腐女子におすすめ!!

Toptap×Minlee。次回作、早くお願いします。今度は復讐しなくていい。普通に恋愛して。いや、Toptapには多少執着してもらおう。そこは要る。