トモたん

ビブリア古書堂の事件手帖のトモたんのネタバレレビュー・内容・結末

ビブリア古書堂の事件手帖(2013年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

注)田中圭さんファンにつき、圭くんメインです。

『ビブリア古書堂の事件手帖』観ました〜
(※ネタバレ踏まないように明記してます)

めーーっちゃ長いですww
気が向いたら読んでみてください♡
(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコリ

2012/12〜 2013/3←撮影時期
(ドクターX,図書戦)
⇒ビブリア,相棒岩月くん

2013/1/14放送開始〜(月9ドラマ)

<あらすじ>
五浦大輔(AKIRA)は、偶然通りかかった『ビブリア古書堂』という店に亡き祖母の本を売りに入った。

その店の店主/篠川栞子(剛力彩芽)は古書から、その本の内容だけでなく、かつて本を持っていた人達の色々な出来事を読みとく力を持っていた。

栞子に、ここで働かないかと誘われ(体質的に本が読めない大輔だったが)、そんな彼女と人にまつわる本の内容に興味を持った彼は古書店で働く事にする。

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第1話 夏目漱石『それから』

大輔は祖母が亡くなる少し前、自分に何かを伝えようとしていた事が引っ掛かっていた。

亡き祖母の本を売る為に偶然入った古書店の店主に、持ち込んだ夏目漱石全集の八巻から、祖母がずっと隠していた母と自分に関わる驚くべき事実を伝えられる。。。

祖母が持っていた”八巻”に隠された秘密とは…?

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第2話 『落穂拾ひ・聖アンデルセン』

せどり屋/志田(高橋克実)の『落穂拾ひ』が荷物から少し離れている隙に女子高生に盗まれた。

『落穂拾ひ』は特に珍しい本では無い物なのになぜ彼女はその一冊だけを盗んだのか。。。

少女の目的とは……?
また、志田にとっては特別な本だった『落穂拾ひ』を見つける事は出来るのか…?

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第3話 『論理学入門』
 
ニュースで流れる脱走犯に良く似た風貌の見るからに怪しげな男が『論理学入門』を買ってくれと古書店にやってくる。

お金の受け取りは明日また来ると、殴り書きのサインを残して男は立ち去った。

その後、その男の妻と名乗る女が、その本は二人にとってとても大切な本だから返して欲しいと強引に持ち帰る。。。

男は何故その本を売ろうとしたのか…?

お互いを思いやる夫婦の心温まる物語。

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第4話 宮沢賢治『春と修羅』

本の買い取りの為訪れた豪邸で大輔達は、亡き父から相続した宮沢賢治の「春と修羅」の初版本を身内(兄妹)に盗まれてしまったので捜してほしいと依頼主の女にお願いされる。。。

本の持ち主であった父親が、その本を本当に渡したかった孫(依頼主の姉の子供)に残した『テナルディ軍曹に気を付けろ』の言葉の意味とは…?

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第5話 『時計じかけのオレンジ』

書籍を寄贈するため母校を訪れた栞子は、数冊が「中学生には不適切」という理由で返却されてしまう。

女子生徒が起こした万引き事件と『時計じかけのオレンジ』の読書感想文との関係とは…?

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第6話 太宰治『晩年』

降りしきる雨の中長い石段を登っている途中、栞子は落とした荷物を拾おうとしゃがんだところを何者かに蹴り落とされる。

「脅されているんです、異常な男から」

足首を骨折して入院した栞子は大輔にだけこの事実を伝える。

栞子が祖父の代から引き継いだ太宰治の『晩年』は、500部ほどしかない初版本の中でも大変希少なもので、300万円以上の値が付くもの。
その存在を知った人物から「譲ってほしい」と何度もメールが来るようになり、次第にその内容は脅迫めいたものになっていったという。

一方ビブリア古書堂の店の外に置いてあるワゴンの本が燃やされる事件が起き。。。

危ない目に合うくらいなら『たかが本』なんて、手放せばどうかと言う大輔。

それに対して、本を手放すくらいなら殺された方がましだと言う栞子…。

犯人は誰なのか……?
また、狙われた『晩年』と、二人の本に対する価値観の相違によって離れてしまった心の距離はどうなってしまうのか…?

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第7話 太宰治『晩年』(6話の続き)/
足塚不二雄『UTOPIA』

『晩年』を巡る犯人との決着。

そして、決着後のビブリア古書堂の話。

。。。

「足塚不二雄の『UTOPIA最後の世界大戦』は幾らで買って頂けますか?」

「…初版で美本だとしたら…?」

そう尋ねた男は持ち込んだ箱を置いたまま、途中までの住所を書いて、店を出て行きそのまま戻って来なかった…

その男の家を男が残した古書をヒントに探し当て訪ねると、以前栞子の母親も同じように家を探し当て訪ねて来たと告げる。

そこで、その男の亡き父親の幻の『UTOPIA』を見せて貰った栞子は、その本の中からビブリア古書堂の2000円と書かれた札を目にする。

その本の価値を知らない筈がない母親が何故そんな値札をつけて売ったのか。。。

栞子は『善意の第三者』と呟いた。。。

<本の為ならなんでもする>

自分達を捨て、姿を消した母親。
栞子の母親は一体どんな人間なのか。。。

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第8話 『たんぽぽ娘』

栞子は大輔を連れて古本の市場へ行く。
そこは名札をつけないと入れず、周りも顔見知りの人間しかいない。

そして、店に戻って本を並べていると、同業者の井上が「自分が競り落とした本『たんぽぽ娘』を栞子が盗んだ」と怒鳴りこんでくる。

井上は「3日間の間に犯人を捕まえないと栞子を警察に訴える」と言い出す。

大輔達は3日間の間に犯人を見つけ出す事が出来るのか…?
犯人は一体どうやって、顔見知りしかいない市場から『たんぽぽ娘』を盗む事が出来たのか…?

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第9話 『チェブラーシュカと仲間たち』

古書店を巡っている最中に栞子と大輔の2人は、「大輔の高校時代の同級生」である晶穂から声をかけられる。

「題名や作者がわからないが、たぬきの絵本を探して欲しい」

晶穂から覚えている情報を聞き、(知っているような気がするけど)なんの本なのか特定出来ないと答える栞子。

他の手掛かりを探す為、晶穂の実家に行く三人。そこで、母親が晶穂に冷たく接するのを目の当たりにする。

母と娘の確執に焦点が当てられていく…
そして、栞子も自分の母親の事を思い出していた…

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第10話/第11話
『江戸川乱歩コレクション』

買い付けに訪れた栞子と大輔は依頼主の姉妹から「家にある旧日本軍の金庫の鍵を開けることが出来たなら、亡き夫(実は依頼者は愛人)の江戸川乱歩コレクションをビブリア古書堂に譲ってもいい」と持ちかけられる。

栞子達が金庫の暗号をよみ解く為に奔走していると、栞子の母親も金庫の中身を狙っている事を知る。

病魔におかされ死期を悟った男が、長い年月別宅に囲っていた愛人の為に金庫の中に残した物とは…?

母と娘の推理合戦。
母親の方が一枚も二枚も上のようだけど…勝敗の行方は…?!

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笠井菊哉(←圭くん)について\(о´∀`о)/

圭くんの笠井くんは第2話~第7話に出演。
(後は1ミリも出て来ませんw)

とても重要な役です。

笠井くんは『せどり屋』(掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ商売人)をしている。ジャンルは主にCDやゲーム等で志田さんとはジャンルが被っておらずお互い助け合う関係。IQが高く知的だが、気さくな性格でイヤミがない好青年、という設定。

画面にノスタルジックな淡いフィルターがかかっていて、とにかく映像が綺麗。。。
(*´-`*)ホワン

原作で”絵に描いたような美青年”(と書いてある)らしくめっちゃ格好いいー!!!
\(*≧∀≦*)/キャ〜

※以下、ネタバレ注意

















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第2話 (ちょぴっと出演)

志田さんの盗まれた『落穂拾ひ』を探すのを協力。
\(о´∀`о)/ヤサシ〜

(2:46)志田さんの回想シーン。

(6:18)本が盗まれたと思われる午後3時に現場に大輔くんと待ち合わせ♡

ブラウン系の長めのジャケットに黄色い薄手のセーター、短めの前髪も可愛い〜
(*≧艸≦)うふふ

その時の様子を再現して教えてあげる優しい笠井くん♡

しゃがみこんで背中を向けてゴソゴソ…
(背中格好いい〜(〃艸〃)ケイクンノセナカスキ…)

「もぉ待ち合わせの時間だったし、通り過ぎる事にしたんです。」(←うんうん、そーなのね♡)

「したら…いきなりハサミを持っていませんか?と声をかけられました。」(←お、複線か??w常にハサミを持ち歩く男、笠井w)

その後、時間が無いのにハサミを貸してあげて、道に散らばった志田さんの本も直してあげる優しい笠井くん♡(←栞子に近づく為に志田さんにアポ取ったのかな??)

(30:09)栞子の謎解きシーンに登場。

ちなみに回想笠井くんは薄手のセーター、色は濃いピンク♡
(可愛い〜(о´∀`о)うふふ)

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第3話 (25:30)(ちょぴっと出演)

ブックパレスの店員に男が売った本を見せて欲しいとお願いするも、出来ないと言われて困っている栞子達の前に颯爽と現れ、助けてあげる笠井くん♡
\(*≧∀≦*)/カッコイイ〜

(↑実は初めからついてきてたんだネ…ゾッ)

相手(店長?)が欲しがっていたゲームを取り出して交渉する笠井くん♡

鞄の上に両手を重ねてアゴを乗せて

「状態も凄くいいでしょ♡」て!
(ノシ`>∀<)ノシ バンバン

店員「いやぁ〜ず〜るいっすよぉ〜こんなアイテム出してくるなんてぇ〜!(デレデレ)」

絶対ご迷惑お掛けしませんので、この通りです♡(ウインク&首コテン)」て!
(ノ `>∀<)ノ イヤ〜ンズル〜イ♡

(↑わかる!!わかるよ店員!!ずるいよね〜あんな可愛い〜顔でお願いするのんwww
(*≧艸≦)ウフフフ)

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第4話 (ちょぴっと出演)

(16:45)
笠井くん、志田さんが探してた本が手に入ったのでビブリア古書堂にお届け♡

ふみやくん(ジェシー)と一緒にお酒で記憶を無くした志田さんイジリ♡(←楽しそう!)

オデコに押された志田さんの☆型スタンプの写真を見て、ピーンときた笠井くん!
\(о´∀`о)/ワァ〜スゴーイ

志田さんの記憶たどりの旅に付き合ってあげる笠井くん♡
ご褒美に欲しかったゲームGET♡(←良かったネ!♡)

(18:22)
志田さんブレイクダンスの大会で優勝!

「志田さんブレイクダンス出来るんですか??」(←うんうん、想像しただけでちょっと面白いよね!!)

笠井くん、ここでも写真見てピーン!
ブレイクダンスの会場へ。

チャンピオン(←志田さん)は、酔っ払って借りてたモモンガちゃんをお返しします。

(↑ここのペットだったんだネ…可愛いネ
(≧з≦)プププ)

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第5話 (ちょぴっと出演)

(12:00)喫茶店で志田さんにネットで流れてきて手に入れたお宝商品をお渡し♡

雑談で、怪しげな商品もあるけど(←同商品で未開封※盗難の恐れあり)、自分は関わらないようにしてると言う笠井くん♡

皆が『あれ?中学生が持ち込んだアレ(盗品)は買い取って貰えないんじゃないの?』となり…

万引きした商品を売ったであろうお店や盗んだお店に一緒に行ってあげる優しい笠井くん♡

事件解決良かった〜ってなって、お得意様の所へお届けに出掛ける栞子。

(43:40)
(その栞子の背後)
ビブリア古書堂の陰から長い脚。

降りしきる雨の中長い石段を登っている途中、栞子は落とした荷物を拾おうとしゃがんだところを何者かに蹴り落とされる。

↑↑↑
長い脚!!!
傘を持つ綺麗な手!!!
ちょぴっと見えてる顎と唇!!!!
(↑きたーーーーーーーーーーっ!!!!これ、絶対圭くんやん!!!!やっぱり好青年なだけじゃ無かったーーーー!!裏の顔ーーー!!!
o(≧ꇴ≦*)oキャー!!)

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第6話 (物語最大の謎解き:笠井編)
\(*≧∀≦*)/ワァ〜

(0:54)
栞子蹴り落とし!!(ドガッ)

(17:55)
栞子が入院中、ビブリア古書堂のネット通販のお手伝いをしてあげる笠井くん♡
↑↑↑
笠井堂はネット販売店なので、ネット通販業務はお手のもの♡
(↑パソコン、パチパチ手際よく入力作業、格好いい〜♡)

大輔との雑談で志田さんとはまだ3ヶ月くらいのお付き合いだそうです♡
(↑脅迫メールが来なくなって半年くらいゆーてたもんね!作戦練ってたのかな?)

古書の知識は無いアピールをちょいちょい入れてくる笠井くん♡うふふ♡

今日のお手当て5000円を貰って領収書をきる笠井くん♡
(↑お疲れ様♡)

領収書を見て、志田さんに

「お前、男爵だったのかよ?」

と突っ込まれる笠井くん♡

梶山季之が書いた『せどり男爵数奇譚』という本に同姓同名の人物が出てくると教えて貰う笠井くん♡

キョトン(・_・)とする(オトボケ)笠井くん♡
志田さんに読んでみるか?とおススメられるも、どーせ読まないから…とお断り♡

(↑当時、これで実際の『せどり男爵数奇譚』の本がめっちゃ売れたそうデス!さすが笠井くん、大人気♡♡)

(29:40)
志田さんとビブリア古書堂にやって来る笠井くん。

HPで『晩年』の売り出しを見て350万円の本を見てみたかったとミーハーなフリをする笠井くん♡

展示品がレプリカだとわかり、それとなく「へぇ〜僕には本物っぽく見えるけどなぁ〜本物はどこに保管してあるんです?」と大輔に聞く(オトボケ)笠井くん♡

で、大輔が病院の金庫にあるとまんまと漏らしてくれて心の中でニヤリな笠井くん♡

聞く事きいたし、か〜えろっとしたら、『せどり男爵数奇譚』見つけたって言われて、志田さんに「買ってくか?100万にしとく」とおじさんジョークゆわれて苦笑いしながら「遠慮しときます♡」とお断り笠井くん、あ、本は迷いなく短編集のとこに戻します♡

したら、焦げ臭い匂いがしてきて…

表のワゴンの本がゴーゴー燃えとります!
(↑大変!!早く消して!!)

放火犯?怪しい男を大輔と一緒に追いかけて海まで走って行っちゃいます♡
ε”ε”ε”(ノ´・д・)ノマテー

犯人を捕まえて、事情聴取も終わったので、やれやれと帰る笠井くん♡

大輔に見送られて帰ろうとした時、原因は自分のせいかも…としょぼん(´・c_・`)としてる大輔に気づいて励ましてあげる気遣い笠井くん♡

「だからといって人を突き落としたり、火をつけていいってことにはならないでしょ」

「同情すること無いと思いますよ…元気出してください(^ー^)」

笠井くんと別れて部屋に戻った大輔は何か違和感を感じて。。。ふと、『せどり男爵数奇譚』が目に入り、本を手にとって開くと…短編集だとわかり…

『!!!』

すべてのパズルが合ったように、大輔は店を飛び出し自転車で笠井くんを追いかけます!

(39:17)
追いついた笠井くんに、大輔は言います。

「あなたは古書の知識があるんじゃないですか?笠井菊哉という名前もこの本から取った偽名なんじゃないですか?」

シラをつき通す笠井くん。

「篠川さんは脅迫されてるんです。『晩年』の初版本を狙った異常な男から…それは、あなたなんでしょ?」

戸惑い、ちょっとイラつく笠井くん。

「さっき西野(放火犯)が篠川さんを突き落としたって言いましたよね?」

「篠川さんは足を滑らせて転落した…皆そう思っています」

「誰かに突き落とされたという事実を知っているのは篠川さんと、僕と、犯人だけなんです!」

(41:00)
はぁ…バレたか…(←という表情)

ここの圭くんの表情最高ーーー!!!!
(ノシ`>∀<)ノシ バンバン
もーニヤニヤが止まりませんて!!!
(〃艸〃)ニヤニヤ

「なるほどね…君もあの女に影響されて名探偵になったわけだ…」(ニヤリ)

いつもの柔らかい雰囲気がスッと消え…
ゾッとするような悪い顔に。。。

o(≧ꇴ≦*)oヤバーーーーイ!!!!(ゾクゾク♡)

突然大輔のみぞおちを蹴り、両手で思いっきり後頭部を殴り倒し、そのまま大輔の自転車を盗んで逃走!

『犯人は笠井 そっちにむかってる にげろ』
大輔は栞子にメールします。

『屋上に隠れています』
栞子は返信します。

ジャケットの裾をたなびかせながら颯爽と自転車で病院へ向かう笠井くん♡

大輔も近道を使って全力疾走で病院へ向かいます。

病院に着いた笠井くん、ちょうどその時、屋上から栞子のショールが降ってきます。

屋上を見上げる笠井くん♡
めちゃめちゃ格好いいです♡

カツン、カツン…(靴音)
一歩、一歩、屋上へと近いて行く笠井くん

映し出される長い脚と床を引きずるように手に持ったショールがたなびいて、なんとも言えず、悪くて…美しいです…
(〃艸〃)ウットリ…

もうあの柔らかい雰囲気は完全に消え去り…氷の王子の様です。。。
( *˙ཫ˙*)カッコイイ!!

7話に続きます!

******************

第7話 (笠井編)

ようやく病院にたどり着いた大輔が屋上に駆け上がると…

栞子と笠井くんが対峙しています。

「篠川さーん!」叫び、駆け寄る大輔。

手に持った(栞子の)白いショールを軽く放り投げると、ショールはふわり…と床へ落ちます。

(なんて美しい。。。)

大輔のことを冷たい目で見ると、、、
手に持った鋭利なハサミを差し向けます。

(ハサミを持った手の美しさに目を奪われます。。。)

「動かない方がいい…」

「君からもこの女に言ってくれないか…」

「大人しく『晩年』を渡すように…」

笠井くんは『晩年』に対する熱い思いを語ります。
ですが本を読む事が出来ない大輔には理解が出来ません。

大輔「なんでだよ…?たかが本でここまでする事ないだろ?!」

その言葉に、笠井くんは信じられない…という表情を浮かべます。

「たかが…???」

「この本は他の本とは違う…特別なんだ!!」

恍惚とした表情を浮かべながら『晩年』の思いを語ります。

そして、この本に書かれた大宰の直筆の言葉…

自信モテ生キヨ 

生キトシ生クルモノ

スベテコレ罪ノ子ナレバ


これは僕の様な人間を祝福する言葉だ。

この本さえあれば他には何もいらない…この本が自分の全てだと語ります。

「だから…たとえどんな犠牲を払っても…何年、何十年掛かったとしても…絶対にこの本が欲しいんだよっ!!!!」

(鬼気迫る圭くんの演技!!!スゴイ!!!!)

そして、栞子も自分と同じ側の人間だと笠井くんは言います。

しかし、栞子はそれを否定します。

「私はあなたとは違います!」

ゆっくりと栞子の方を向き睨む笠井くん!
(めっちゃくっちゃ格好いいー!!!!好き!!!)

そして、この争いの全ての元凶は『晩年』だ、もう終わりにします…と本に火を着けて屋上から投げ捨ててしまいます。

「やめろぉーーーーー!!!!!!」

本を追いかけ飛び降りようとする笠井くん…

全力で引き止める大輔…

「ぅわぁあああああぁぁぁああ……!!!!」

必死で止める大輔を振り払って本を追って飛び降りようとする笠井くん…

「ぅわぁあああああぁぁぁああ………!!!!」

地面で燃えて灰になっていく『晩年』に必死で手を伸ばし…

「あああ…ああぁ…ぁぁああ……あ…ぁ…ぁ…」

声にならない声で泣き崩れます…………

(かーわーいーそーうー!!!(U>_<U)ヒン…)


(6:11)
(そして刑務所に入っちゃった笠井くん…)
大輔が面会に行きます。

笠井くんは、淡々と語ります。。。

その目は虚ろで大輔の事なんて目に入っていないかのよう。。。

「あの『晩年』…元々、祖父の持ち物だったんだ…」

「祖父は熱心な古書のコレクターだった…」

「でも、ある時会社の経営が危うくなって…コレクションを全て売り払ってしまった…」

「あの『晩年』だけは命に代えても手放すべきではなかった……」

「その中にあの『晩年』も入っていたんだ…」

「あれだけは…命に変えても、手離すべきじゃ無かった…」

「気づいたら………あの『晩年』を取り戻す事が僕の使命だと感じるようになっていったんだ…」

そして本を燃やした栞子に対して「あの女は本に愛情など持っていなかったんだ…」と力無く吐き捨てます。

それに反論する大輔。

真っ直ぐに大輔を見つめ…(←好き!!!!)
「古書を愛する人間なら………」

「絶対に燃やしたりしないっっっ!!!!!!」

激昂する笠井くん

「たとえどんな手を使っても自分の手元に残そうとする筈だ………」

その言葉から大輔は一つの答えにたどり着きます。

栞子が燃やした『晩年』は本物では無かった…という事に。。。

(終)

というのが圭くん演じる笠井くんのお話なのですが、最初の柔らかい空気をまとった笠井くんから、一変、スッと冷たい瞳に変わりゾッとさせる圭くんの上手さ。。。

完璧な”善”から”悪”に豹変するお芝居が本当にお上手です。。。
(*´-`*)尊敬…

今度公開が控えている映画『哀愁しんでれら』の監督、渡部亮平さんは映画版『ビブリア古書堂の事件手帖』の脚本を書かれているのですが、このドラマ版の圭くんの笠井くんのお芝居が頭の片隅に残っていて、あの役をオファーしたんだとしたら。。。

と、勝手にゾクゾクしてましたw
(まだ、どんな役なのか(裏の顔があるのかどうか)確定して無いけどw)

そして、栞子の弟役のジェシーくんとは、今度始まる『キワドい2人』で7年ぶりの再共演だそうです。

ジェシーくんがインタビューで「(圭くんと)7年ぶりの共演なのですが、覚えてくれていて嬉しかったです。」と言っていましたネ。
(о´∀`о)サスガ!!

あと、このドラマを観ていて思ったのが、あの屋上でのシーン。。。

笠井くんと大輔が病院に向かう時は、凄くいいお天気だったのに、屋上でのシーンでは、小雨が降っています。

それだけじゃなく、燃やした本を投げ捨てるカットでは、景色の家の屋根の上に雪が積もっていて、泣き崩れるカットでは雪はなくなっています。

とても、とても、寒そうな中、俳優さんも、スタッフさんも一丸となり、長い時間を掛けて、丁寧に撮影され、そして、あの息を飲むような、笠井くんの悪くて…美しい…あの場面が出来上がったんだな…と胸打たれました。。。

(圭くんの出番は凄く多い訳じゃないけど…)
素敵な作品に巡り会えた事に感謝。
(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコリ♡
トモたん

トモたん