Kaba

SUITS/スーツ シーズン5のKabaのネタバレレビュー・内容・結末

SUITS/スーツ シーズン5(2014年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

-選ばれる無罪よりも、選ぶ有罪を。ー


このシーズンが、ひとつの大きな括りとなるだろう。

この作品には、罪を隠蔽するものや、証拠をでっちあげるものなど、倫理にかけた人間が沢山出てくる。
ハーヴィーだって、時には汚い手を何度も使ってきた。
それでも、ひとつのぶれない筋が通っているようにも見える。
それが、最後のマイクの決断だと思う。
誰かに選ばれた無罪よりも、自ら選ぶ有罪。

この作品は、今から頑張りたい人にも、立ち直りたい人にも、大きな力を与えるも思う。
次の展開が楽しみで、でも不安も感じながら、心から震える作品でした。

これからの展開も楽しみだ😊



《episode1》
ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)の自分に向けられた愛情に気づき、ルイス・リット(リック・ホフマン)の専属秘書に移動したドナ・ポールセン(サラ・ラファティ)。その事実を受け入れきれないハーヴィーは、パニック障害に襲われる。顧客である倒産寸前のスラッタリー運送に関しての仕事でも、ドナの不在の影響でミスを起こす。セラピストのアガート(クリスティーナ・コール)に、ドナが戻ってこないことを認めないとパニック障害は治らないという助言に従い、最後には直接ドナから秘書候補リストを貰い、抗不安薬もトイレに流しパニック障害を克服できた。
ルイス、今シーズンも君から目が離せないね。

《episode2》
マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)は、元同僚のジミー・カークウッド(プーチ・ホール)から集団訴訟の案件を受け取る。しかし訴訟費用に対して利益が少ないことからジェシカに却下され、更にジョナサン・シドウェル(ブランドン・ファーラ)には投資銀行家に頼めないように悪評を流すと言われ八方塞がりに。一度はジミーに案件を返すが、被害者の中に彼の叔父がいると知り、策を探した彼は、レイチェル・ゼイン(メーガン)の父であるロバート・ゼイン(ウェンデル・ピアース)と組んで訴訟に乗り出す。
ルイスがまたもや、やりました。ハーヴィーの給与明細をばらまいたんです。バレればクビです。この2人からは目が離せませんな。

《episode3》
ロバートと組んだマイクだったが、彼に能力を認めて貰えず、立場の差が気がかりだった。レイチェルと彼のように、不満を言い合えるような関係でない状況を打破するために、棄却されそうだった案件を、200人を超える被害者の詳細を暗記し見事に裁判に持ち込んだ。少しは認められたマイクへのロバートからのご褒美は、ランチ。エビの食べ放題だそうだ。
ジェシカ・ピアソン(ジーナ・トーレス)&ハーヴィーvsジャック・ソロフ(ジョン・パイパー=ファーガソン:ピアソン・スペクター・リットのシニアパートナー)&ルイスの勢力構図が出来上がった。ハーヴィーの給与明細流出の件で脅しをかけられているルイスが今後どう動くかが鍵になる。ルイス、これ以上ハーヴィーとの友情に傷をつけないでくれ。早いとこ、苦しむくらいの熱い抱擁をまたしちゃってさ。

《episode4》
ハーヴィーとルイス、ハーヴィーとドナ、マイクとロバート、マイクとレイチェル、ジェシカとロバート。一つ一つの絆が、またひとつ強くなったね。
おぉ、ルイス。妹を大事に思う君が、1番かっこよかったさ。


この先は、語るより感じていたい。
心の中で、何度もリピートするよ。

(書くのが面倒くさくなったわけでは、決してない。)
Kaba

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