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14才の母のomochiのレビュー・感想・評価

14才の母(2006年製作のドラマ)
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14才の言葉、14才の反応、14才の感受性。この物語の志田未来と三浦春馬から発せられるそのどれもが限りなく本物に近いと感じる。彼らを囲う大人たちの価値観には、当時の世相がよく反映されている。こんなにみずみずしい民放のドラマがあったんだね。

オープニング映像は斬新で、胎児のような格好で寝そべる登場人物たちの表情(不安げだったり、恍惚としていたり)を俯瞰で写し出すのだが、それが徐々に主人公二人のみのモンタージュになっていくのが心地良く、胸に迫る。
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