たいち

電車男のたいちのレビュー・感想・評価

電車男(2005年製作のドラマ)
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冴えないヲタク(電車男)が美人(エルメス)に見向きもされないが最終的には結ばれる話かと思いきや、実際は第一話からほぼ勝ち確。なんならエルメス側から猛アタックしているくらい。電車男がもう少し人並みのコミュニケーション能力を持ち合わせていたらこのドラマは3話くらいで終わっていたはず。緊張すると語尾が「ましゅ」になるところとかめちゃくちゃイライラした。ていうか、ストーリーがいかにも"非モテ人間の妄想"という感じで本当に気持ち悪い。確かに電車男は優しくて真面目だけど、エルメスの目を盗んでベッドの匂いを嗅ごうとしたり、エルメスに電話が繋がらないからって25回も電話をかけたり、ちゃんとヤバい人間なんだよな。こんな人間が金持ちで美人で正確の良いエルメスと付き合えるはずがないんだよ。まぁこんな風に言いつつも、毎話サマーウォーズのこいこいのくだりみたいな激アツ展開が来るから、アタシはうっすら泣いてたってワケ。EDの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」も最高。

てか、アニメや漫画が好きで秋葉原に通っている人間は、メガネをかけていて服がダサくて女性とコミュニケーションもマトモに取れないだろうというゴリッゴリの偏見ドラマだよね。「ヲタク=キモい」という印象を根付かせたこのドラマの罪は重いよ。まぁ実際、ヲタクはキモいんだけど……(どっち?)

とにかく伊東美咲が綺麗すぎて、全く名前負けしていない。「美が咲く」というクソ高いハードルを超えられる人間凄くないですか?気になって伊東美咲について調べたら、パチンコ会社の社長と結婚して女優業をやめた後、現在はハワイに住んでいるらしい。結局、金じゃん。奥菜恵パターンじゃん。しかも、インスタのbioには「未来の架け橋/世界の架け橋」って書いてあった。見なかったことにしよう。
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