小学生時代、家に帰ってきて再放送を楽しみにしてたのをふと思い出し再鑑賞。
これぞ古き良き時代のドラマ。
序盤からこんなに飛ばしてたっけかと心配になるくらい初回からアクセル全開。毎話エンディングでQueenが流れる瞬間は確定で胸熱。登場人物全員それぞれにスポットを当てる回があって、背景を満遍なく写しているので毎話毎話違う角度からハートフルな気持ちにさせられる。ぶつかり合った果ての体育会系の友情やすれ違いを超えた恋人の関係性の濃さはまさにドラマ尺ならでは。
全体を通しては、今改めて見ると時代も相まってダサさが丁度良い味を出していたり、現実味のない多少の臭い台詞やキザなラインギリギリを攻めてこそ名場面が生まれるんだと感じさせられるような内容だった。
またキャスティングの妙で、あれだけ尖っていても最後は必ず格好良いと思わせる全盛期キムタク演じる里中ハルと独特な落ち着いたトーンで全てを受け止めるベストオブヒロイン竹内結子演じる村瀬亜樹。季節では繋がらないハルとアキという二人の見ていてもどかしくも微笑ましい掛け合いが終始お似合いだった
