えーーーうわ全体的に地獄、、、
後味も悪すぎる、、、
まあまず大前提として
恋人や夫婦だからと言ってセックスをするのが普通、しないのはおかしいなんてことないですからね。
何で幸せを感じるかなんて人それぞれなんですから。性欲だってある人もいればない人もいるんだよ。この話みたいに身体の特性で特定の相手と出来ない場合もあるだろうし、それが悩みならシンプルに病院行きなよ。
そして結婚したからと言って子どもを作らなきゃいけない義務なんて皆無。
本当にやめてほしいよね、産めという暴力的な圧力。欲しくても産めない人だっているし。
いつだってなんだって私たちには選択肢があるはずだよ。
やっぱり久しぶりに邦画観ると、この自我の無さすぎる女性像に嫌悪感がすごい、、、はあ、、
久美子さん、大学の時に決めたアパート以外で自分の意思で決めたりしたことほぼ無いじゃん、、、
私は〇〇がしたい、とかこれは嫌だ見たいな発言すらなくて
大体、研一への相槌とかだし、、、
仕事の悩みとかも話してるけど、ただ出来事を話すだけと言うか
後々の産婦人科の診察後もそうだったけども
自分の人生、すごい他人事だなと
大学卒業後の進路だって研一に合わせてるし
久美子さんは久美子さん、なはずなのに研一さんと付き合ってからはずっと「研一の彼女、妻」なんだよね、
そもそも最初の研一から研一は、はあ?なんだけどね
勝手に部屋に上がり込むな、だし何かするにしろ相手の意思確認しなよ
私からしたらそもそもなんでずっと付き合ってるの?結婚したの?と言う感じだし
そんでぶつかって研一がいなかった頃の自分を思い出そうとしてたけど、結局それもあやふやで、やっぱりお互いがいないと駄目だみたいな結論になっているし
1+1は2であってほしいのに、2人は2人で1(または1以下)だから離れたり1人になると1ではなくマイナスになる関係ほんとに無理すぎる、考えられん、なんかめちゃ日本だなって思った
"セックスが出来ない私なんかと結婚してくれた可哀想な研一さん"って思ってるんだもんね、久美子さんさ
良妻賢母と言うか、なんだろうね
私なんかと結婚してくれた夫のことは常に労らなきゃみたいな前提がそもそも
その上、久美子さんの長年の1番の悩みは彼とセックスができない事て
もっと根本的な問題、他にも沢山あるでしょ
お仕事で心の健康状態が悪くなって辞めてから、子供作らないかと久美子さんが提案するのもゲーーーってなった
なんで??まあ、
子どもを作る=セックスができる
と言う事で研一とセックスできるようになりたいが故に生まれた願望なのかもだけど
けど、久美子さんもずっと"入らない?何だろう〜〜"だし。自分の身体で問題があると思っているのに結婚後もずっと他人任せというか他人事。
婦人科の先生に本気で子ども欲しいんだよね?
って問いもされて当然と言うか、
セックスが出来ないことが1番の悩みなはずなのに、不妊治療の相談しかしていないし
フワフワ過ぎる
なのにその問いは圧が強すぎたと愚痴ってる場面もモヤモヤ過ぎるし
あ、言わずもがな両家のご両親は毒親でそれはとてもとても地獄だった
彼らは子どものことで揉めていたけれど、もう本当に会話が気持ち悪い
"子供も産めない娘を産んでしまって申し訳ない"
だなんてセリフ本当に気持ち悪いよ、きもい
けど当事者の夫婦たちはセックス出来ない(故に子どもも必然的に出来ない)ことが悩みな感じだったけど、見てるこっちとしては対等に感じられない2人の関係性や自我や自尊心がほぼゼロな久美子さんのことが心配になったよ
フェミニズム系な本の中にこの作品入ってたけど、原作はまた違うのかな?
なんか期待しちゃったけど地獄だった、、、