ろれ

ブレイキング・バッド ファイナル・シーズンのろれのレビュー・感想・評価

4.9
ウォルターが癌だったことも
元は家族にできるだけ多くのお金を残すために始めたことも
すっかり忘れていましたよ。
それなのにウォルターはどっぷり海に沈んでいきましたね、そんな男の末路とは…?
5からでてくるキャラクターも良いし
ジェシーとの関係性がまたねえ。

ウォルターの人格が変わって殴ったドライヤーの機械や、ジェシーとはじめて?メスを作ったところとか、でてきて、
ラストシーズンならではの興奮!

伏線、伏線、伏線

毎度毎度想像を絶する展開や
ウォルターの賢さに驚かせられっぱなしの
ドラマでした

10.13話以降💮
最終話100/5点くらい
すすめてくれた先輩が、もう一回記憶消して観直したいって言ってた訳がわかりました。
















《以降ネタバレ》


以降ネタバレ込みで思ったことというかどうしても書き残しておきたいことを書こうと思います。ですので最終話まで本当に見終わった方のみお願いします。
自己満ですけど…






シーズン4でもボコボコにされたハンクだったけど、今回も本当にかわいそう

でも最期もDEAらしく漢だったカッコいいハンク

家族にお金を残すために始めたことだけど
息子に知られて、ナイフを向けられる父。
度々電話のカットで包丁が気になっていたけどこの伏線だったのかな、うっかり殺し(殺され)ちゃうんじゃないかとハラハラしました。
we're family, right? とウォルターの言ったシーンはなんだか悲しくなりました。

Holly の女の子、演技上手すぎ👶

警察がきいていると知りながら、私が一人でやったことだ と言って妻の不関与をほのめかすウォルターは、妻のことを本当に愛していたんだなあと思った。

けど、さいごは自分のためにしたんだって認めたウォルター。
癌を宣告されて、死を間近に感じて、
何故自分なんだと……
そこで化学の知識を活かし始めたドラッグビジネス
何回も死にそうになって、窮地にたたされて、究極の選択を迫られて、生きるために人を殺して…
それによって生きていることを実感してたんだなと
I was alive
のたった一言で
今までの5シーズンが走馬灯のように蘇って、長かったけど全部観て良かったと思った。
最終話のスカイラーの元を訪れたウォルターは、カメラワークに脱帽でした。カメラワークが多彩ですごいなあとは思っていたけどあれにはやられた。

新しい生活もはじめ
お金もJrにあげたくて
家族にお別れもして
復讐も果たして
ジェシーも解放して(よかったね)

どう終わるんだろう?と思っていたけれど
あの終わり方は、作品として素晴らしい終わり方だったと思う。
観ている人をがっかりさせない
かつ、物語としても終結させて
終わり方としても美しいみたいなね。
拍手。
私が監督だったら
シーズン1でもうバレて逮捕されるか、
途中で死ぬかで終わってるかも笑

とにかく5シーズン観て良かったし
これは名作だわ。
ろれ

ろれ