Niylah

オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン7のNiylahのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

号泣。感無量。
やっぱり何十時間もある海外ドラマは、せいぜい2,3時間の映画とは思い入れの度合いが全く違う。そこが長期シリーズの海外ドラマの魅力。とにかく世界に入り込み過ぎる!なんだかんだ完走するのに半年もかかってしまったけれど、シーズン7のラスト2話を観ることが出来て本当によかった。その為に全てがあったといっても過言ではないくらいファイナルシーズン感動した!どうしようもなく心をかきみだされた…。

シーズン7。移民問題。理屈や正論では解決出来ない辛く悲しい現実。

そして、テスティ…。
もう言葉にできない。
「疲れちゃったよ 闘う気力がないの」
が刺さりすぎて…。
「明日はよくなる」が信じられないときもあるよね…。
結局、看守殺しの冤罪が晴れなかったのが無念…(涙)

シーズン1,2ではあまり好きではなかったペンサタッキーの死を受け入れられない…。ただのODじゃなくて自殺なの?GED合格にまた涙。

パイパーとアレックスがお互いに愛し合ってるようには全然見えなかったのが残念(私だけ?)パイパーはステラ(ルビー・ローズ)かゼルダの方がしっくりきたし、なんならアレックスは看守マカロウとの方が似合ってた。自分勝手な行動はいただけないけど、マカロウの苦悩や孤独感も辛かったなぁ。マカロウとダディが実世界で付き合ってることに妙に納得。アレックスは生粋のレズビアン役だったけれど、役者さんがどストレートなんだと思う。ずーっと違和感あった。

カプートとナタリー夫妻(!?)も影の活躍者。高額な費用を払った不妊治療を諦めてまで移民の女性を助けるなんて。カッコよすぎる!なんだかんだでとってもお似合いの二人でした!

フィナーレは、もう全ての人に神のご加護を!という気持ちになる。最高。

「ムリだと思っても頑張らなくちゃ
まだ知らないだけでいいことは起きるよ」
「You just-- You gotta hold on a little longer than you think you can,
'cause there's good shit working its way to you that you don't even know about.」
Niylah

Niylah