Ryohei

ブラック・ミラー シーズン3のRyoheiのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン3(2013年製作のドラマ)
-
3シリーズ目にしてドラマの一気観はもはや職人芸だと思うようになってきた。

1:大学1年のときの英語の授業で鑑賞したがこれを機にもう一度鑑賞。あれから3年も経つのか。。学校で授業受けてたのが懐かしい。本題の感想は、他人からの評価によって自分の存在価値が決めつけられ、さらにそれが社会的地位にダイレクトに影響をもたらす世界を設定しているのだけれど、もはや自粛とそれによって得た個人的な娯楽によって「良いね!何それ?」と感じるようになってしまった自分にとってはあまり響いてこなかった。

2:人間の脳内に影響を与えるテクノロジーは良くないと思いつつも、自分もこうやってスマートフォン的な思考回路になっていることを認めさせられる。

3:幼児で抜くのは人それぞれの性癖の問題だからなんとも言えないけれど、違法サイトには気をつけましょうねと。

4:このシリーズで一番好きだったかも。
ジープで始まり、ロードスターで終わる。
響きわたるシンセウェーブ。80年代の音楽、コンピュータグラフィックス最高。
時代を超えて求め合う二人。やっぱみんなが戻りたいのは絶望に裏付けられた夢と希望に満ちた80年代なのかな〜と。
Ohh heaven is a place on earth.
Cloud Upload(天に昇る)

5:テクノロジーによって排除しなければならない人間を虫けらに擬態化させることによって、兵士の精神に障害を与えることなく任務(殺人)を遂行させていく。最恐の殺戮人間(マシン?)

6:人間の住む世界の環境をよくしようとテクノロジーを発展させつつも、かえってそれが仇となるという事例の一つ。自分が合理的にできたということは他の人間もそれをできる可能性があり、かつそれが悪用される危険性をも孕んでいることを視野に入れて行動しなければならないと思った。
Ryohei

Ryohei