42歳から終活

名探偵ポワロ シーズン10の42歳から終活のネタバレレビュー・内容・結末

名探偵ポワロ シーズン10(2005年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

CS放送されたものの録画を日本語吹き替え版でみました。

今シーズンも4作品。
前シーズンに続きシリアスなテイストの作品たち。原作に近くて嫌いじゃない。

オリバー夫人とジョージが初登場のシーズン。
なんとなくポワロさんの周りの人物達から終盤にに近づいてる気がします。

今シーズンのお気に入りは『青列車の秘密』と『葬儀を終えて』。

『青列車の秘密』は『プリマス行きの列車』を書き直した作品らしい。
豪華な寝台列車の旅なんだけれど、優雅な車内食事シーンやラウンジシーンや個室コンパートメントのシーンが少ないのが少し寂しい。
でもカレーからフランスを南下していく描写は地図を思い描いているワクワクする。
キャサリングレイに親切なポワロおじさんを満喫する作品。

『葬儀を終えて』は最後の犯人の心をよむ時にわかりたく無くても少しわかってしまう自分に幻滅してしまい、罪深さを思う。

『ひらいたトランプ』は内容よりもお屋敷の内装や調度品がすごく好みだった。

ホワイトヘブンマンション内で引越しをしたらしいポワロさん。
ジョージとの掛け合いが今後楽しめそうです。