女王様になったエリザベス。
彼女自身は淡々と役目を果たしてるけど、政府や身内のゴタゴタで頭を悩ませまくってる第２シーズン。
妻子持ちの恋人と無理やり別れさせられたマーガレットが暴走。
結婚を焦ったのか、いかにもハズレな夫捕まえた。
この人お姉さんに対するコンプレックスすごいけど、特権は手放したくないのね〜。
そういう点、王冠をかけた恋をした伯父さんはある意味凄い人だ。
かたや、女王の夫として、何もすることがなくて鬱憤を晴らすフィリップ。
この人にはシリーズ中イライラさせられた。
宮殿のベテランスタッフたちに舐められてたまるもんかと、奥さんにそれなりに偉い称号をよこせと迫り、「彼らに一目置かれたいなら行動を示せ」とすっごい正論で返される。
とか言いつつも夫に激甘なエリザベスは、旦那さんを甘やかすんよね。
そこがまた、優等生タイプで責任感が強い彼女の、人間らしさ女らしさが垣間見えて面白いんだけど。
（魅力的なケネディ夫人に刺激を受けたりとかも人間らしい〕
とにかくフィリップ&エリザベス夫婦は、私と夫の関係に似ていて、イライラしながらも親しみが持てた。（ちなみに夫はエリザベスタイプで、私は皮肉屋なフィリップタイプ〕
今シリーズで衝撃的だったのは、嫌味な伯父さんウィンザー公のナチスとのゴタゴタ。
伯父さん、そんなことやらかしといてよくもぬけぬけと帰国して、職探しなんかやれたもんだね。
この人にもムカムカさせられたけど、マーガレットのことで行き詰まり助言を求めてきたエリザベスに、適切なアドバイスをするあたりは、まだまだ王室としての品格を失っていない証なんだろうな。
次シーズンは役者がガラッと変わるみたいだけど、切り替えられるかちょっと不安。
チラッと見たけど、エリザベス全然別人２８号になってるやん…。
（マーガレットは前より美形になってた笑〕
