シーズン2もばっちり面白い。
マーガレット役のヴァネッサの魅力はシーズン1から今回も健在で、自由奔放で勝ち気な彼女の新たな波乱の恋模様も描かれます。このマーガレット、本当に不憫な王女です…
そしてフィリップの壮絶な過去には思わず涙しました。こんな苦労を重ねた痛みを誰より知るはずの人間が、なぜ妻であるエリザベスを平気で裏切り傷つける男になってしまったのかは非常に残念なところではありますが、彼の過去が予想を超える残酷さだったことは確かです。
一方でそれを乗り越えた自身のある種の成功体験をチャールズに押し付ける姿は、後々のチャールズの生き方、人間性にも多大は悪影響を与えてしまったのではと思わずにはいられません。
最終話でエリザベスとフィリップがようやくフィリップの不貞関係やスキャンダルについて向き合い話しあいますが、このシーンのクレアのお芝居が本当に素晴らしかったです。怒りの中に隠しきれない妻として女性として受けた心の深い傷、そのお芝居が本当に素晴らしかった。
さてさて、シーズン3も気になります。
