Emmaさんの映画レビュー・感想・評価

Emma

Emma

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

復活上映でスクリーン鑑賞。

結末が分かっていてもなお、心が震える、
手に汗握る、息を呑む。すごい映画体験。

オールタイムベスト決定です!

余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。(2024年製作の映画)

3.1

ストーリーはとことん切ない、悲恋・余命、テーマとしては何回も擦られてきたものなので目新しさは無いけど、横田真悠ちゃんがこんなに演技が上手いんだという大発見ができて良かった。

出口夏希ちゃんも可愛い。
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

4.0

設定に少し無理があるのでは?と見始めたけど、水上さんの佇まいが日本兵はこんな感じだったのかな…と想像力を掻き立てるお芝居ですごく良かった。

百合が髪を結ってるのがヘアゴムじゃないか?松坂慶子さんの言
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

4.2

ひよりちゃんの演技力と高橋くんの美貌で、他の青春映画とは一線を画してる。
30代のあたくし、不覚にも(?)ときめいて叫び声をあげてしまいました笑。
自分が10代みたいなリアクションするとは思ってなかっ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

5.0

よかった。シンプルなのですが、いやなやつが1人しか出てこない。優しくあってほしい人たちがずっと優しい。

ドレスを通して観客に問いかけるメッセージを実はたくさん隠し持った作品。

ルシウスマルフォイ役
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.4

松坂桃李くん演じる文がクラインフェルター症候群であることがはっきりと言及されていないので、けっきょくロリコンて事なのか?とモヤモヤしたまま最後まで見てしまいました。後で考察やらネット検索やらしてようや>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.5

永野芽郁ちゃんの今までのイメージを覆すお芝居、前評判でそこばかり言われてるな…と思ってたけど本当にその通り、永野芽郁ちゃんがすごかった。

可愛さを封印して素朴で粗野で優しいシイちゃんをしっかり演じて
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

5.0

trailerが解禁になった時に、主演のミリーちゃんが穴に投げ込まれるショッキングなシーンで度肝を抜かれ、でもそこから這い上がる姿に短い尺の中でものすごく痺れまして。絶対見たい!と思っていました。>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

5.0

いかにもGAGAぽい作品だなと思い調べたら、配給まさかの松竹やった。意外。

興行的にメガヒットを出すような作品ではなさそうだなと第一印象では感じていましたが、調べるうちにフランスで初登場の新作として
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.4

実際のルースは、少女時代から”be a lady”と母親から言われて育ち、決して声を荒げたり感情を露わにするタイプでは無かったとドキュメンタリーで知っていたので、その辺りの情報を踏まえて見ると少し未熟>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.5

やっと見れた!コミカルさと深遠なメッセージが絶妙なバランス。

バービーの世界観を再現した美術も注目を集めたしマーゴットが着る衣装も可愛い。まさに等身大のバービー。でもそれはあくまで表面的なもので、見
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

5.0

心がヒリヒリするドキュメンタリーだった。

私はファッションにはまるで疎い方で、昨今の奇抜なファッションショーを見てもこれは一体…となってしまう人間だったのですが、このドキュメンタリーを見てファッショ
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

5.0

出産を経て育児をしてる自分からしたら、考えられないような努力を重ねた人。尊敬の念しか無いです。

旦那さんの看病、0歳児の子育て、2時間睡眠で女性の立場として完全にアウェイなハーバードロースクール(&
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チャタレイ夫人の恋人(2022年製作の映画)

4.0

チャタレイ夫人の恋人ってものすごくリメイクされてて、官能ジャンル、お色気要素の強い作品というイメージがあったので1つも見たことなかったのですが、今回のリメイクではザ・クラウンでダイアナ妃を演じたエマ・>>続きを読む

トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド(2014年製作の映画)

5.0

これもまた面白かった〜!

恐竜おもちゃたちのグラディエーターみたいな展開に思わずくすっとしました笑

でもやっぱり子供達には勝てないんだよね、おもちゃは。現在進行形でおもちゃを渇望する小さな我が子を
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トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

5.0

22分とは思えない満足度!

怖がるかな…?と顔色をうかがいながらも幼い我が子と鑑賞。きゃーきゃー母ちゃんにしがみつきながらも楽しそうに最後まで見ておりました。

すぐ飽きちゃう小さい子でも見やすい尺
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

文句のつけようがない、まさにハリウッドの王道ど真ん中に君臨する王者のような作品よな。なんでもCGでできちゃう時代にここまで体張って、しかも歳を重ねてもその姿勢崩さない俳優さんって他にいる?!いたら教え>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

5.0


あまりに印象的なシーンが多すぎるからこのシーンを選ぶ人は少ないかもしれないけど私の中ではJovan Adepoさん演じるシドニーパーマーが顔に塗る靴墨を渡されたシーンが一番しんどかったです。心がくし
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ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師(2021年製作の映画)

5.0

「女性にとって世界最悪の場所」

本当にその通り。目を覆いたくなるような凄惨で残虐な出来事がこの場所に生きる女性たちの身には日常として降りかかる。

本当に、日本にたまたま産まれて、こうして命の危険を
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

5.0


ジャーナリズムとは何かを垣間見た作品。

スポットライトもそうでしたが、こういう人間の正義感という何物にも変え難い剣を手に、ジャーナリストが全てを賭けて真実を追う作品って痛快ですごく大好き。

起き
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ディスタンス(2020年製作の映画)

5.0

これはもう名作の領域。

冒頭の地下鉄車内に立ち込める人間不信の香りやプツンと音を立てて切れたら何かが起きてしまいそうな緊張感から、何もかもがとてもリアル。

そこに乗車してきたホームレス風の男性。彼
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バターフェイス(2023年製作の映画)

4.0

Butter face って表現初めて知りました。失礼な言葉だな、、言われたらどれほど傷つくか。

私はTikTokやったことないのですが、こういうアプリを避けようがない10代の時に持ってしまっていた
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フィーリング スルー(2019年製作の映画)

5.0


人の心を動かすのに2時間もいらんよなということをまじまじと感じるショートフィルム。

全盲で聴覚もない男性と、貧しい青年の出会い。感情の機微を短い尺の中で丁寧に描いていてぐんぐん引き込まれる。

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ホールディング:絶望男女の最強タッグ(2018年製作の映画)

3.0

くだらないけど、希望が持てる作品。

しかし命を捨てようとしてる間際の人に対応するホットラインで、保留にされるって本当にあるのかな、出来ればあってほしくない笑

ザ・ドールメーカー(2017年製作の映画)

5.0

深い。

代わりの効かない大切な存在を失ったら幻想でも縋りたくなる気持ちはわかる、ましてやそれが自分の最愛の子供なら一生部屋の中で暮らすかも。

悲しみを乗り越えろとは言えないけれど、悲しみを携えて進
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

作品よりキャストたちの人間関係でゴシップ記事を賑わせてしまった本作ですが、シンプルにおもしろかった!

フローレンスピューのお芝居が好き。

子供が出来たらたとえ虚構であってもその世界に居たいと思って
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.0

記憶をなくしたヒロインという、わりと擦られまくった設定で期待せず見始めたものの、10代の恋を描くには容赦のない展開と「これはもう漫画や…」と声が出るほど淡く儚い絵作りに、痛いほど余韻が残る1本。花火の>>続きを読む

ラスト・ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

Amazonの100円レンタルで。
なんの脈略もなく出会って惹かれて見てみたらこれがまぁ心地よい古き良きエンタメ感。

たしかに映画館でかかるような規模感のストーリーではないから劇場未公開は頷けるけど
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.5

見る年齢によって感じ方が大きく変わる映画かなと思う。大人になり、親になった今見ると、すずちゃんの親目線になってしまう部分もあり、「リアルの世界ならこの教師、前の学校でもぜったい生徒に手出してない?!」>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーの意義深さを詰め込んだような作品。しっかりと警察と連携したところも非常に好感が持てる。

吐き気のするような男たちの身勝手さが続く中盤、少女役の女優さんたちの救いのないような絶望に満ち
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天気の子(2019年製作の映画)

3.8

深海監督の世界観は東京を好きな街にしてくれる。雨の日をすてきにしてくれる。だから好きです。

ただ、賛否両論となった主人公の決断含め、考察を読みたくなるもわっとした終わり方に「君の名は」の時のようなラ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.0

一歩間違えれば園子温的になりそうなエログロ要素を、なぜだか詩的で中毒性のある世界観に昇華させているのは俳優陣の品のある佇まいと、美しい美術のおかげなのでしょうか。

ただ、日本語のたどたどしさが顕著な
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

エンドロール流れて自分でも訳がわからないけど泣いた。久しぶりというか、初めてな気がする。情緒不安定なのかしら?心が何かに触れて反応したみたい。すごく良いものを見させて頂いた感じ。

水原希子ちゃんも門
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フォールアウト(2021年製作の映画)

4.5

YouTubeで予告編を見てからトラウマのように頭から離れず、それなのに結局導かれるように見てしまった1本。

見たい映画、見たくない映画、見なくても良い映画、この作品は?見なくてはいけない映画、そん
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#生きている(2020年製作の映画)

4.0

ネトフリ韓国映画で35カ国で初めて1位になったのはこの作品なんだって。なんで今頃この作品の存在に気がついたんだろ。もっと早く観ればよかった。

ゾンビ映画になると韓国の右に出る者がいなくなってきている
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

5.0

衣装の煌びやかさが、もう素晴らしくて素晴らしくて、それゆえにダイアナの心にすくう孤独と裏腹にまばやく輝く表面の煌びやかさとの対比がむなしく感じられた。真珠のシーンには特にそれを強く感じた。

美しい服
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