ぴっつぁくん

ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン1のぴっつぁくんのレビュー・感想・評価

3.7
ずっっっと観るのを楽しみにしてたネトフリオリジナルドラマ。

作品のジャケット絵の真ん中に子どもたちがいて子どもたちがエイリアンを撃退して活躍するSFドラマというイメージで観たら思っていたのと違ったので少し裏切られた感…笑

『ホームアローン×エイリアン』を期待していたが、

『子ども+大学生+大人 vs エイリアン&未知の世界』だった。



子どもたちが主人公かと思いきやむしろ署長とウィルのお母さんがメインに思えてくる群像劇。
舞台が80年代で服装や髪型、登場するオモチャなど自分がもし40代かそれより上だったら色んな小ネタにも気付いて懐かしい気持ちと共に楽しめていたんだろうなという場面が多かった。


あと音楽のセンスが良いと思った。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、クルエラでも70、80年代の音楽(主にロック)が起用されてたがこのドラマでは80年代のテクノポップ(?)がよく流れていてこのドラマの影響で現在はテクノポップを昇華させたような今風の洋楽がマイブームに。笑



子どもたちが「スターウォーズでもこんなことがあった」と例えるシーンなどクラシックな映画が好きな人にも刺さりそうなドラマ。もう観てる時の感覚は映画だったけど。笑



接点のなさそうな事象が徐々に繋がってきて盛り上がるまでにけっこう時間がかかった気がするが物語の幕開けとなる本シーズンで丁寧に登場キャラを描くことで後のシーズンの面白みが何倍にも増してくる。シーズン2、3への助走的なシーズンといった印象。


ジョナサンたちが家でエイリアンを迎撃するシーンが1番おもしろかった。
最悪のタイミングで彼と合流する流れも最高。
釘バットって痛そうでイカつい。




ウィルのお母さんとマイクのお母さんがけっこう美人だった。マイクのお母さんがシーズン毎に80年代の当時流行ってた髪型なんだろうなって感じがしてそこもおもしろい。


ブラックウィドウでレッドガーディアンを演じていたホッパー署長。まさかこんなとこでまた出会うとは。笑


ネトフリドラマのデアデビルやルークケイジなどに出てくる名脇役、犯罪者タークが保安官(けっこうモブ)として出てきたのもちょっとテンション上がった。
エージェントオブシールドシーズン7の(クロニコムに乗っ取られた)警官もちょっと出ていた。
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