ももん

3% シーズン4のももんのネタバレレビュー・内容・結末

3% シーズン4(2020年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

多くのキャラの全員の回想や結末を描いた為にそれぞれの作り込みが粗く薄くなってしまってる、ちょっとだけ。

フェルナンドの一歳年下なのに全体通して周囲に迷惑かけすぎて子供なグロリア

シーズン4辺りの敵役である独裁者アンドレ

今シーズンで息子や父親と決別してまで孫と生きる選択をした敵方マルコ母

この辺りが主人公側からしたり視聴者側からすればヘイト買う役所だけど生き残る。

主人公ミシェルは退場し伏線通りに主人公がジョアナ?へ移行して行く。
自分のルーツに惑わされたりしつつ彼女は
大陸のみの舞台になってからは4極の大陸内での戦争を止めるべく奔走して最後の6者でのプロセスで決着つけて協議制合議制の武器を用いない社会に向けて進んでいく。

島が放射能汚染された時点で武力で威圧してプロセス会場護るアンドレは愚かだし、大陸にも島にもなくなった電力をはじめとしたソースを私情によるプロセス開催で消費してた時はホント人類の衰退にガンガン貢献してるヤバってなる。

兄を2度目のチャンスでも殺しきらない決断をして前を向いてる世界の為に進むミシェルを退場させてから回想して苦悩したりと視聴者への同情の余地を感じさせる演出は共感できなかった

始祖2人の子供プロセス失敗した時点で大陸の重要人物としてどっかでエピソード出てくるだろうと思ったタニアが案の定コーザの始祖であった。

島の第三始祖と協調して3人の始祖で開発する世界線の106年間も観たかった。

この辺りの二次創作やインスパイア作品で傑作が出て欲しい。

4シーズンこのスケールの様々な要素の入り組んだ大作を創作しきった事に敬意を込めて全シーズン総括の評価も4.5位
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