時代劇でピョンガン王女の役をすることになった女優(コン・スンヨン)が、なぜか高句麗時代にタイムスリップ、そこでオンダル(イ・ジョンヒョン)と出会い恋に落ちるラブストーリー。本物のピョンガン王女、その護衛武官(アン・ボヒョン)も加わり、さあどうなる？『王女ピョンガン-月が浮かぶ川-』と同じく、ピョンガン王女の昔話がベースになっています。
見どころは、昔話ではピョンガン王女とオンダルは結婚しますが、ヒロインがオンダルと恋に落ちた時、歴史はどうなる？二人はどうなる？というところです。二人の恋が動きだす後半から一気に面白くなり、最後まで楽しめました。
時代劇としての重厚感はありませんが、権力闘争のドロドロ、たくさん人が死ぬといった要素が苦手な人でも楽しめます。
問題は…問題はですね、ヒロインが過去一、騒々しいです。「なめんな」「クソ食らえ」とわめき散らし、飛び蹴り、ちゃぶ台返しと相当気性が荒いです。徐々に見慣れてくるので、コン・スンヨンの喉は大丈夫かな～？と慈悲深い目で見守るといいでしょう。
キスシーンも多いので、イ・ジョンヒョンがタイプだったらかなり胸キュンできると思います。私はアン・ボヒョンの裸目当てでしたけど。一見、寡黙な武士だけど、心の中ではめっちゃ喋っててそれも可愛いです。筋肉はチラ見せ程度。
30分×20話と短めですし、ハッピーエンド系タイムスリップ時代劇を観たい人におススメです。
