ちょうどこのドラマを見終わったときに、ある女性が自殺したというニュースが飛び込んできました。
出演していた番組での出来事やSNSでの誹謗中傷など、さまざまな情報が飛び交っていますが、私は下手に詮索して間違った情報を発信しないようにしたいと思っています。
話が逸れますが、私はフィルマークスでいつもみなさんのレビューを楽しく拝見しています。
レビューを読んで、見たい映画がさらに楽しみになったり、お気に入りの映画を同じように楽しんでいる方を見て嬉しくなったりします。
もちろん、自分とは正反対の感想もあり、人によって受け取り方はこうも違うものかと勉強になることもあります。
フィルマークスは、ツイッターなどと同じく匿名で発信ができるサービスながら、映像作品の視聴をベースとしているだけに、人を傷付ける発言が極めて少ないことに好感を持っています。
しかし、ごくまれに作品の出演者や制作陣だけでなく、その作品を好む視聴者までもを全面否定するような過激な発言も見かけます。
それが、映画やドラマが大好きだからこそ、素晴らしい作品をたくさん見ているからこその熱い思いから来ているものかもしれませんが、やはりいい気持ちはしないものです。
「映画の感想くらい好きに書かせろや!」という気持ちは重々承知です。この考えを人にまで押し付けるつもりはありませんが、”私は”どんな場所であっても、読んだ人を不快にさせるような文章は書かないようにしたいと思いました。
(これを機に、自身の過去レビューを見直していこうと思います…)
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かなり話が逸れましたがここからドラマの話です(笑)
内容に対し色々感じることはありますが、一番大切なのは
“たいしたことない、の積み重ね”
”自殺の張本人がそこまで思い詰めているように見えない”
ことかと思います。
「最強ちょっと大変そうだったけど、ニコニコしてるから大丈夫か」と思ったときにはもう遅い…なんてことが本当にあるんだろうな、と。
展開については、特に前半、進みが遅く感じますが、逆にいえばここまで細かなやり取りを映像化しているドラマは少ないのかなと思います。
スクールカーストに関わらずわりとはっきりとした物言いや、なにかと行なわれるホームパーティーなど、日本では少し想像しずらいシチュエーションも多く色々ツッコミたくなる部分はあります。
ただ、「陰キャなんだからこれ以上目をつけられないように静かにしてればいいのに」とか「チャラいパーティーに参加した時点でトラブルになっても仕方ない」とか、大人になるとそう考えがちだけど、それってマトモなようで、そもそもは正しくないよな…と思ったりしました。