好きなドラマシリーズの一つになりました。もともと原作のファンで、思入れのある赤毛のアン。
まずはアン演じるエイミーベス マクナルティ、まるで本の世界から抜け出したよう!夢見がちなアンを繊細に演じていて、そのくるくる変わる表情に、いつのまにか魅入ってしまいます。
ああ、これが 世界中で愛されるアンの魅力なんだと、彼女を観ているとよく分かります。
マリラやマシュー、アンを取り巻く人々もイメージピッタリで素晴らしいキャスティング。
さて、肝心なストーリーですが、原作以外のキャラクターやエピソードも存在しています。
あれ?こんな人出てたか?と思いつつも、オリジナルの世界観を損なう事なく話が展開していくので、いや、これはこれで有りだな、とすんなりと受け入れる事が出来ます。。
ゲイや人種差別問題、イジメなど、現代にも通じる悩みをテーマにする事で、アンたちアボンリーの住民に親近感を持ち、物語に深みが増していくのだと思います。本当に素晴らしいさじ加減。
赤毛のアンの大人仕様のドラマ、と言うところでしょうか。