マードック・ミステリー 刑事マードックの捜査ファイル シーズン5の12の情報・感想・評価

エピソード12
Murdoch Night in Canada(原題)
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midiman

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今では野球同様、アイスホッケーも北米一体となったプロリーグが当たり前ですが、このドラマの舞台となった1900年頃のカナダではまだプロ化はされていなかったのですね。 それどころか、選手に金銭を与えるとオーナーも選手もリーグから追放されたということが分かります。 そのくせ試合結果は賭けの対象になっていたというのは面白いし、選手自身が賭け屋の常連だったというのも矛盾しているようにも思えます。 途中、少し触れられるブール戦争というのは、南アフリカで繰り広げられていたボーア戦争のことですね。 ボーア戦争はイギリスと現地オランダ系アフリカーナの戦いかと思ったら、大英帝国の一員であったカナダ人も駆り出されていたのですね。 最後に謝辞が出てくるハーパー首相は9年前に現在のトルドーにその地位を奪われるまでの前首相ですね。2012年の民主党政権時代に来日されたこともあるようです。 ときの首相がドラマのシナリオにアドバイスするというのは、よほどこのマードックに人気があるという証拠ですね。 でも、今の日本で首相が刑事ドラマに意見したら、袋叩きに遭いそうです。