ああ。最高。。。
辛口ホームドラマならぬ辛口お仕事ドラマ。
今まで野木亜紀子脚本は徹底されたエンタメっていうイメージで、つまり
目が離せない展開とサービス精神たっぷりに張られた伏線とその回収、揺さぶられる感情と的確に刺してくるメッセージが魅力だったと思うんだけど、
このドラマには染みるセリフがある。このドラマを見て、ああ俺日テレドラマのこういう染みる感じが好きだったんだよなーっていう感覚を思い出した。
とはいえ、全体的には妙にリアルでどこまでも容赦のない、はっきり言って見ててしんどいストーリー。みんなに勧められる作品ではない。
けど容赦のなくてリアルでしんどい人間ドラマがあるからこそ誰もが持ってると思うささやかな優しさが際立つし、それがセリフになれば染みるんだよなあ。と。
とにかく、とりあえずビールをください。
そんで、辛いこと全部ビールと一緒に飲み込んでるなってときにまたもう一度見てみたいなって思う。