国際陰謀サスペンスの良作。今作がもっともスリリングかつリアリティがあった。舞台がロシアと東欧チェコなのも、現在のウクライナ戦争を想起させ、実際にありえそうな話である。
クラシンスキーーのライアンはようやく見慣れてきた感じがする。ライアンはどうしてもハリソンフォードの印象があり、過去2作は特濃顔で鼻がデカく野暮ったいクラシンスキーとはマッチしなかった。
全8話の間ずっと緊張感を強いられるため、一気に見るにはちょっと体力がいる。良質のスパイ映画を2~3本みたようなものだ。脚本も役者もうまいし、このシリーズはとても好みだ。