ヒーローというのは絶対悪のヴィランの存在がいて初めて成立し、まさに光と影とあうような関係があってこそというのを痛感させてくれる実にアイロニックなドラマ。
ヒーローしかいないならば誰かを犠牲にし、敵に仕立てあげることでヒーローを演じ続けなければならない。
その意味ではアベンジャーズみたいなヒーロー集団ともまた違う。むしろ、ヒーローの軍事利用や平和のためとかでスポンサーを募る広告塔として利用される点では大日本人みたいだ。
スーパーマンの時も思ったが、ヒーローとか超人的な力を持つ同士の戦いで巻き添えを喰らう人は多いはず。
そのあたりを考えてヒーロー災害保険とか補償制度が設けられる展開があれば面白くなるはず。